さっき飛び込みの営業マンが来た

パソコンで仕事してたらピンポーン、鳴って玄関に人の気配、

「あぁ、営業だな」とは思ったが、いちおう話を聞くことに

 

 「こんちわ!僕は介護職を10年やってて、サッカーが好きで…」

 「これ、僕のプロフィールです」チラシを渡してくる

 

「 … … 」 いろいろ、間違ってるな。

 

 介護職を卒業して、飛び込み営業ね、その心意気は買いたい

 

 しかし、飛び込みで、今日初めて会った客に

いきなり自己紹介ってのは…

 

「教えた上司は全く営業を分かっていない」と思う

 

 いいかい、自分の話じゃなく、相手の話をするんだ

 

 今、会ったばかりの君に、興味あるはずがない

しかし、誰でも「自分のこと」には関心が有る

だから、自分の話じゃなく、相手、つまりお客さん自身の話をするのが正しい

「知らない相手」の話をするのは難しいけどもね

 

 飛び込み営業の成功確率は俗に「センミツ」「マンミツ」と言ってね、

1,000件に一度、あるいは、10,000件に一度、というくらいに低いものサ、

君のその営業スタイルでは、何百件と回ったところで、成果は出ないだろうな

いわば山に入った猟師が、目をつぶって鉄砲を乱射しているようなもの、

まるで「公害」だ

 

 せっかくなら、相手をじっくり観察して、「一撃で仕留めてやる」くらいの

気持ちでやって欲しい

 誇り高き「飛び込みマン」はそうであって欲しい

そういう研ぎ澄まされた奴が来たら、殺される獲物もシアワセだと思う

 

 

 「要するに、結論は何?」

とうとう、シビレを切らして言ってしまった

ごめんね、営業マン殺しの質問だったかもしれないね、

これにキチンと答えられるようなら、苦労しないよね

 

「あ、コピーとか複合機の営業です」

 

不正解!

 

素直な人なんだろうね、君は

でも、正直に答えてしまったらオシマイだ それ以上話すことは無理になるよ

 

模範解答は例えばこう、だ

 

「コピー代がすごく安くなって、助かりますよねってお話です」

 

まず、自分のことじゃない、相手のことだ 助かるってのはお客さんの話ね?

そして、「コピー機を買う」ことじゃない、それじゃ損だか得だか、パッと分からないね、

「安くなって、助かる」話だ

明らかに「お客さんが、得をする」って話を持って来るんだ、

これなら、一定の割合で興味持ってくださるかもしれないね

こういうのが、営業としての「鉄則」

 

 こういう「理屈」を教えてくれずに

何十件、何百件、と回って来い、言うのは「ポンコツ上司」だ

絶対についていったらアカンよ

 

 しまったな、もうちょっと相手してやれば良かったか?

でも、絶対に「買わない」しねw

 

 

 

 

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