装束稲荷神社 (初午) | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

都内近郊の御朱印を求めて、神社や仏閣を訪ねています

2月9日     初午
北区王子にあります
装束稲荷神社 に 行きました。

王子駅から 5分程。
街中にある こじんまりした 神社です。


かつて この辺りは、一面野原や田畑で
その中に榎の大木があり、
毎年大晦日の夜、関東八ケ国の稲荷のお使い
の狐が、榎の下で装束に着替え、王子稲荷に
参詣したとの言い伝えがあり、狐たちの灯す
狐火により地元の人々は翌年の田畑の豊凶を
占ったといわれ、この榎は装束榎と呼ばれて
いました。

昭和4年、道路拡張のため装束榎は、
切り倒され、装束榎の碑がこの地に移され
後に、装束榎を記念して装束稲荷神社が設け
られました。


昭和20年の東京大空襲の際
南東より延焼してきた火災が、装束稲荷神社
の前で止まり、北西部一帯が被災から免れた
といわれ、火防の神として、崇敬されていま
す。









装束榎の碑




平成5年より、
王子の狐火の話を再現しようと地元の人に
より、大晦日に王子「狐の行列」が始められ
狐のお面をかぶり、裃姿の人々が装束稲荷
から王子稲荷神社までお囃子と一緒に練り歩 
いているとのことです。


装束稲荷神社は、通常 無人ですが
初午のこの日は、社務所も開いて お守りや
火防の凧、手拭い等がおかれていました。


御朱印も 数種類ありました。
毎年、書体が変わっているみたいです。



新しい御朱印を含め、3種類の御朱印を
いただきました。(全て 書き置きです)

新しい御朱印


火防の凧と願掛け狐も いただいて参りました