耳守神社 【小美玉市】 | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

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都内近郊の御朱印を求めて、神社や仏閣を訪ねています

小美玉市にあります 
耳守神社 (みみもりじんじゃ)
行きました。
素鵞神社へ向かう途中に 「耳守神社」への 
案内板がありましたので、先に立ち寄って
来ました。
駐車場はありませんので、神社の前の空地に
車を止めて 参拝いたしました。


地元では、「みみっちょ様」と呼ばれ
名前からもわかるように、
耳の病気にご霊験がある
 日本唯一の神社  ともいわれています。


耳守神社の創建は、
平安時代の末期、平繁盛の孫娘  千代姫の
耳の病気に由来しています。

第3代 常陸大掾繁盛の五男、五郎左衛門兼忠
(後の飯塚氏)には、7歳の千代姫という娘が
おりましたが、耳が不自由でした。
兼忠夫婦は、娘のため熊野の神様に断食祈願
をすると、数日後に  千代姫は耳が聞こえる
ようになりました。千代姫の耳は、誰依りも
優れていて「館の耳千代様」と呼ばれました。
しかし、33歳の時に、ささいな病が悪化し
死期を悟った姫は 
「自分が死んだら、この地に一社を建てて
下さい。私は、人々を耳の病から守ります」
との遺言を残して亡くなりました。
兼忠は、姫の遺言通り、千代姫の愛用の鏡を
ご神体として、神社を創建したとのことです。
飯塚氏は、1590年に佐竹氏に滅ぼされて
しまいましたが、地元の人々によって




狛犬


社殿


拝殿の前には  竹筒の絵馬

竹を短くきって  願い事を書いて
竹に紐を通して 奉納
この竹筒は、神社にはありませんので、
自前のものとのこと。
「耳の病気が、良くなるように」と
願い事が書いてありました。
耳の神様には、全国から 参拝に訪れている
みたいです。




御朱印


耳守神社は、素鵞神社の宮司様が兼任して
いますので、御朱印は、素鵞神社で
いただきました。