長勝寺(鎌倉) | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

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鎌倉市材木座3丁目にある長勝寺。
JR横須賀線の名越踏切の近くにある日蓮宗の寺院です。
駅から少し離れていますので、
他には誰も居らず、緑豊かで静寂な中
大きな日蓮聖人像に圧倒されました。



ここは、日蓮聖人が、初めて草庵を結んだ場所の一つとのことです。
建長5年(1253)に日蓮に帰依したこの地の
領主、石井長勝が自邸に法華堂を建てて
日蓮に寄進したのが始まりとのことで、
本圀寺と言いましたが、1345年に京都に
移り山科の本圀寺の前身と言われています
その後、寺は荒廃してしまいましたが、
日隆上人が再興し、石井山 長勝寺となりました。



石井山 長勝寺

宗派     日蓮宗
本尊     大曼荼羅
住所     鎌倉市材木座2ー12ー17

山門

長い参道が続きます

参道の右側には、石仏が並んでいました








本堂が見えてきました。


本堂の前には、大きな日蓮聖人像
そして、日蓮聖人像を守護するように
四天王像があります。

日蓮聖人像と本堂(帝釈天堂)

高村光雲作の日蓮聖人像は、8mもある
大きな像で、見上げてしまいました

増長天、広目天像

多聞天、持目天像


日蓮聖人像と四天王像は、かなりの
迫力です。






本堂には、帝釈天が安置されています
日蓮聖人がこの地で帝釈天の使いの白い
猿に助けられたので、帝釈天が祀りられて
いるとのことです。



水行場がありました。
他の寺院では、あまり見かけたことは
ありません。




千葉県の中山法華経寺での百日間の荒行を
した僧がこの場所で、2月11日に寒中、水を浴びて修行を終えるの場所だそうです。
昨年12月に、中山の法華経寺を参拝した際に、荒行が行われていましたが、荒行の最後の場所が、この長勝寺だったことに驚きました。







六角堂

こちらのお堂には、日蓮聖人の遺歯が祀られているそうです。

本堂の左手の高い場所に、本師堂・鐘楼・
法華三味堂がありました。

本師堂(八角堂)があります。


タイ国からの釈迦像が安置されています


鐘楼




法華三味堂


法華堂は、室町時代中期~末期に建てられたと言われています。

御首題


本堂の地下が寺務所となっています。