胸がチリチリ痛む恋をしよう
20代ですべきことのうちに、胸がチリチリと痛む恋も含まれるそうだ。
大賛成だ。
チリチリというと、10代の恋に恋している状態を思い浮かべがちだが、
表現はどうであれ、
20代のうちに真剣に誰かと向かい合う経験はしておくべきだと思う。
駆け引きを楽しむラブゲームではなくて、
「この人の笑顔のためなら、ちょっとぐらい恥をかいても、痛い想いをしても、
お金で損をしても、いい。」と思えるような恋だ。
その後は結婚するもよし、別れてまた一人になるもよし、
なんでも構わないけど。
とにかく、相手がなにを望み、自分がなにを望んでいるのかよく考え、
意見が食い違うときには、互いの妥協点を見つける、
そんな訓練を20代のうちにしておくのは、良いことだと思う。
これは恋愛だけでなく、仕事においても生かせる能力だと思う。
さて、私はというと・・・
思い出すだけで胸をギュッと摑まれるような
そんな気持ちになる恋愛をしたことがある。
正確に言うと、そんな別れ方をしたことがある。
20代の初め頃から5年間同棲した人がいた。
その人は、私が多少わがままを言っても許してくれる人だった。
生活のいろいろな場面で、全面的に協力してくれる人だった。
非常に満たされた日々を送っていたけれども、
私はある日、一方的に家を出てしまった。
他の人から交際の申し出があり、断りきれなかった。
その間わずか2週間ぐらいで。
新しい恋愛は楽しくもあったけれども、
いかに多くのものを失ったかを突きつけられるようでもあった。
結局、新しい恋愛は半年ほどで終わったが、
私はすっかり疲弊した。
当時のことを思い出すと、胸がえぐられるように痛む。
でも、特に後悔はしていない。
後悔したところで、なかったことにできるわけでもないし、
今はまたいい人に会って、新しい恋愛をしている。
全てのことはこれに至るためのステップだった、と思うからだ。