.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
去年は幸せなクリスマスだったな…
なーんてぼんやり考えてた、
そんな日のことだった。
…アイツが現れたのは。
「○○、久しぶり(ニコッ)」
「…誰ですか。」
「えー。やだなぁ。自分の元彼も忘れちゃうの?
俺だよ。渡だよ。」
…んなこと、知ってるわ、ばーか。
コイツは私を捨てた張本人。
そう、私の元彼。
何を今更…
「何しに来たの。」
「あー…それなんだけどね。俺、アイツと別れたんだ。」
「ふぅーん、、で?だからなに?」
「だから…俺ともう一回「やり直さないってこ
と?」」
「うん、そう。どうかな?」
「ふはっ、ばっかじゃないの。
勝手に捨てといてそんなことよく言えたね。
もう、アンタとやり直す気はさらさらないから。」
「ばかで結構。
やっぱりお前が大事って気づいたんだよ。
ねー、だめ?」
「は。しつこいね。アンタも。
だめに決まってんじゃん。
顔も見たくないわ(笑)
あーあ目が腐っちゃった〜」
「ひど。なんなの。相手でもいるわけ。」
「は、居ますよーだ。
アンタなんかよりもかっこよくて
素敵な彼氏がね!
用はそんだけ?じゃね。
もう会わないけどね。」
「ちょ、待てって!」
アイツは私の服の袖を掴んだ。
「ちょ、離し…「ちょーっと失礼しますねー?」」
アイツの手から離して私を抱き寄せてくれた…。
ふわっといい匂いがする。
「ま、雅紀!?」
「っ!お前誰だよ!」
「あー。初めまして?
○○の彼氏の相葉雅紀です。
あのー。コイツ俺の大切な彼女なんで
手ぇ出さないでもらっていいですか?(ニコッ)」
「ち…ほんとに居たのかよ、腹立つわ。
じゃーな。」
「…ちょっと待って下さい。」
雅紀が低い声でそう、呼びかけた。
「あぁん!?なんだよ。
なんか文句でもあるのか?」
「はい。(ニコッ)
俺の彼女に過去の傷思い出させたんで、
それ、謝って下さい?
それと、もう二度と○○の前に現れないって
約束してください。」
雅紀は…すごく落ち着いたトーンで言った。
「あー、はいはい。
ごめんな。○○。
それと、もうお前とは二度と会わない。
じゃーな。」
アイツは去って行った。
「雅紀…!どうして分かったの…?」
「んふふ、なんかね、
○○の声聞こえるなーって思ったら
見つけちゃったの。(笑)
それにしても…アイツなんなの。
ほんとありえないんだけど。
勝手に別れたのに。
ま、俺がいるから○○は1人じゃないけどね。(笑)」
そう言って雅紀はニコッっと笑った。
「頼もしくなったね…。」
「あひゃ、そう?嬉しい。
まー、いつまでも後輩って
わけには行かないしー?(笑)
それに…
大切な人守るためには強くなきゃ…ね?」
「ふふ、そうかもね。(ニコッっと笑い)
守ってくれてありがとう。大好き。」
「んふふ、俺も大好き。
って…此処外じゃん(笑)
続きは家でしよっか?ね。
帰ろ。」
と、手を差し出してきた。
私はそれを握って、
「うん。帰ろ。」
と一言言った。
雅紀はそれを見て満足したように
私の手を握り返して
2人で歩き出した。
…イルミネーションが綺麗だった。