第18回検討会「私たち自身の持続可能性」
第18回検討会「私たち自身の持続可能性」を開催しました。
社会が持続可能であるためには、1人ひとり人生のサイクルが、うまく回っ ていることが大切です。しかし現代では、子どもがのびのび育ち難い、 学歴が活かせない、仕事の達成感が得られない、結婚したくない・できない、老後のことが心配、 などなど不安と閉塞感を感じる人が多くなっています。
いっぽうで、我々は、自分たちの社会を悲観的に捉え過ぎている感もあります。 人は、ものごとをポジティブに考えていればそちらに向かっていき、悪い方向に 捉えているとそれに引きずられるという特性も持っています。人の集合体である社会でも同じことはいえます。現実離れした楽観論や拡大成長主義は禁物ですが、もっと、私たちの国の良いところを見つめて、これからに活かしていくことも大切なことだと思います。
二週連続の検討会、かつ、テーマが幅広くやや漠然としているにも拘わらず、
28名の方に参加していただきました。
■ 日時:2010年6月26日(土) 17:50-20:40
■ 場所:東京ウィメンズプラザ (南青山)
■ パート1 【導入部】
◎ はじめに認識の共有をします。

「私たちの持続可能性」に関する視点をご覧ください。
⇒ 「私たちの持続可能性」pdf.
■ 将来の視点の共有
◎ 金 桂紅さん 国際航業(株)勤務 中国出身 ≪日本は世界一の国=自信を持って≫
✔ 相対的に見れば、日本は素晴らしい国。
・安全 超便利 超裕福 世界から信頼/尊敬
✔ 日本人に自信がない理由
・バブル崩壊後の長い不景気 新興国への脅威感 グローバル競争に不慣れ
・メディアの過度な悲観論 他国の美化&日本悲観を誘導
・政治の不安定(首相の頻繁な交代) 見えない将来像 年金・社会保障不安
・精神、生活ともに 温室化 ハングリーさがない 逆境に弱い
✔ 日本のあるべき姿
・世界の新技術、新産業のリーダー
・活躍舞台は全世界
・文化、文明の発信地
✔ 日本に必要な変化
・高齢社会・医療・年金・介護の問題をクリアー
・高い自立力、未婚・晩婚、無縁社会を解決
・生活への質の追求
・真の助け合い・尊敬しあう社会へ
金さんの力作プレゼンをご覧ください。
⇒ 「日本は世界一の国=もっと自信を持って」pdf.
◎ 藤沢 千代勝さん こうとう親子センター 副代表理事 ≪最初が肝心=皆で支える子育て≫
✔ 小1プロブレムはたいへんな問題
・これを正すには、幼児期の母と子のキズナ形成が重要
・家庭での母子のケアをしっかりすることが必要
✔ 出産時期を人為的にコントロールするのも問題
・自然な愛育感情が生まれにくくなる。
◎ 黒沢 一樹さん NPO法人 若者就職支援協会理事長 ≪就職≫
✔ 自分のために仕事をすれば、それが結果として社会貢献になる。
✔ 一人ひとりが身近なものを大事にして行けば、その積み重ねで社会も良くなる
✔ 正規社員だけが仕事ではない⇒非正規という働き方を見直すべきだ
◎ 中山 弘さん ”2030ビジョン”代表 ≪北欧の暮らしと福祉≫
✔ 日本の男性の6割が20時以降に帰宅するが、スウェーデンでは18時前に帰る
⇒何のために働くか、何のために生きるかを考えるべきではないか?
✔ 高福祉高負担の国に比べて、日本は税負担の偏りが大きい
⇒もっと関心を持って変えていくことが必要
◎ 岡村 雅史さん 株式会社 あしたのくに 代表 ≪自然と医療の融合≫
✔ 医療費を増やさないために、生活習慣病への対応が重要
✔ 健康は体と心の両方が大切。 自然食と酵素を活かそう
✔ ピンピンコロリの生き方を目指そう
◎ 高橋 弘行さん 横浜国大 大学院 特別支援教育専攻 ≪寄り添いの思想≫
✔ 支援者が制約し過ぎないこと …全てを知った上で自由度を残すこと
✔ 性の問題は制御不能 …人間の本能。 活かすことも必要
✔ 歩くことが自立のキーポイント 深呼吸ができることも大切
✔ 子どもの傍にいると元気になる。
◎ ロバート・ドラーチャさん 早稲田大生 ルーマニア出身 ≪実生活でのリーダーシップ≫
✔ 将来的な目標を定めて、引っ張っていくリーダーシップが大切
■パート2 【展開部】
パート1の視点も踏まえながら、ワールドカフェ・ダイアログによる
創造的な対話で、一人ひとりがどうあるべきか、どんな社会を目指したいか、
というコンセプトを共有します。
★今回、カメラが壊れたので、携帯画像で代用
⇒画質が荒くてすいません。

【ラウンド1】
『あなたの人生で、大切だと思うのはどんなことですか?』
◎ 健康、友人や家族、結婚、子どもがいる
◎ 人の繋がり、人の役に立つ、必要とされること
◎ 生活の保障、仕事、衣食住の確保、生存の保障
◎ 成長/上昇感、 やりがい、 意欲
◎ 好奇心、アイデアが出てくる、プラスになるものが増える
◎ 適度な環境、生産と消費のバランス、緑豊かな地球
◎ 政治と経済がきちんと機能する、
◎ 自由がある、笑顔がある、やる気がある
◎ 良い循環が回る、次世代に繋げる義務を果たす
いろいろなアイデアが、グラフィックに表現されてます。

【ラウンド2】
『あなた自身が持続可能であるためにどんなことが大切ですか?』
◎ 心のありよう -ビジョンを持つ、 どんな人生を描くか
◎ 好きなこと/得意なことをやる、楽しい時間を持つ
◎ 自由を大切にする、好奇心を持つ、モチベーションを高める
◎ 衣食住が満たされる、土/自然に触れる
◎ 笑顔(他の人への)、ネットワークを増やす
◎ ポジティブな考え方、積極的に人に話しかける、
◎ 正義感/使命感、 共感力を育てる、
◎ 心の循環、人との交流、

マインドマップで整理したものも・・・よく纏まっていますね (^O^)/

続いて、皆で考えたことを共有します。 名司会者の繁田さん。

★共有したこと
◎ 人とのツナガリが大切
・一人では生きていけないことをちゃんと認識する
・閉じこもらないことが大切
・新しい価値観を皆で共有する
・ネットも新たなツナガリの道具
・「アイサツ」が第一歩 …リアルなツナガリの基本
◎ 共感と思いやりのコミュニティつくり
・社会のツナガリに関心を持つ
・行動に結びつける場 …「PURC]に期待
・子どもを通した、支え・支えられる横のツナガリ
・地域のコミュニティーを大切に
◎ 自分自身の生き方を確立する
・価値判断の基準を自分の中に設ける
・人と比べるのではなく、自分をしっかり持つ
・自分が活かされていることに気づく
・しかし、甘えられることも同時に大切
◎ 人と地球の両方の視点が欲しい
・人間以外の生物のことも考える
・利益追求ではなく地球全体をみる心
・国境を超えた相互扶助の精神
・地球との共存
わくわくさまでした。
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アンケート結果
■ 第一部 「将来への視点」 4.1点
○ いろんな視点を得ることができて価値があった
○ 現場で活動している方々の話を聞けたのが良かった
○ 興味深い話がいっぱいあった
○ 小1プロブレム、幼時期の母子の絆形成をもっと考えたい。
○ 他の国と比べて、良いところ・頑張るべきところを外から見た話が価値があった
○ 話がこまぎれで、消化不良だった
○ プレゼンの時間をもっと取って、じっくり聴きたかった。
■ 第二部 「ワールドカフェ」4.4点
○ 様々な世代の人の意見が伺えてとても興味深く楽しかった
○ それぞれの人の考え方をシェアできて、気づきがあった
○ はじめてのワールドカフェだったが、楽しく、考えも深まった
○ テーマが広すぎて、議論の纏まりがイマイチだった
○ 時間不足でしたが、楽しかった
■ 全体としてのご意見
○ 人生の豊かさ、同じような志に感動しました。
○ 世の中の役に立ちたいと考えている方がたくさんいることを知り、嬉しくなった
○ ツナガリの重要性を強く認識しました
○ 情緒的な人と現実的な人とがはっきり分かれて、面白かった
○ 社会、個人ともに持続可能であるために、広い視点で良く考えていくとが必要だなと思った
○ 短い時間で、言いたいことをきちんと伝える工夫がいると思いました。
■ その他のご意見
○ もっと多くの方と語りたいですね。
○ 全体像からいくつかのテーマを絞ってやってもいいかな…
○ ワールドカフェの時間を増やして、テーマの小ゴールを導き出せるとよい
○ 現実的な話に繋がるテーマを考えられたらよい
○ 2030ビジョン以外の市民団体と対話をするのも良いのではないかと考えました
様々なご意見をいただき、ありがとうございました。
●事務局からのコメント
今回は「くらす、はたらく、いきる、コミュニティ」を考えるシリーズ第一回目という位置付けで、
目的が視点を共有するところにおきましたので、議論の焦点が定まらず物足りなく感じられた方もおられたと思います。
次回は、皆さまから出していただいた視点をもとに、一緒に企画をしていく予定です。
参加者の皆さまに次回のテーマについて伺ったところ、以下のようなご意見がありました。
◎ テーマ案「社会保障と財政」
・日常生活の中の個人と社会全般との関わりとしてトータルで考えたい
・個人の健康問題、住宅問題、貧困問題など、どのライフサイクルにも結び付く
・海外事例なども参考にしながら、日本のありようを考えたい
・福祉施策や年金をどうするかは、将来の安心という点で重要な課題です
◎ テーマ案「全体としてのツナガリ」
・子育て/個育ち → 教育 → ハタラク → 結婚/出産 →地域貢献 それぞれをどう繋げていくかが課題
・個別で行われがちな政策を繋げることが大切
・以前の日本はツナガリ文化だったが、戦後は希薄になった
・新たなコミュニケーションのカタチが必要になる (ネットを含めて)
◎ テーマ案「子どもたちに寄り添い、見守る」
・子どもたちがもっと自分のペースで生きられる社会を目指したい
・これまでの競争社会とは異なる文化を考えたい
・教育そのもののありようを再考することが必要だ
ということで、次回の検討会は、事務局主導ではなく、
参加者の皆さんと一緒に企画し、ともに答えを見出だしたいと思います。
また、ご連絡しますので、よろしくお願いいたします。
社会が持続可能であるためには、1人ひとり人生のサイクルが、うまく回っ ていることが大切です。しかし現代では、子どもがのびのび育ち難い、 学歴が活かせない、仕事の達成感が得られない、結婚したくない・できない、老後のことが心配、 などなど不安と閉塞感を感じる人が多くなっています。
いっぽうで、我々は、自分たちの社会を悲観的に捉え過ぎている感もあります。 人は、ものごとをポジティブに考えていればそちらに向かっていき、悪い方向に 捉えているとそれに引きずられるという特性も持っています。人の集合体である社会でも同じことはいえます。現実離れした楽観論や拡大成長主義は禁物ですが、もっと、私たちの国の良いところを見つめて、これからに活かしていくことも大切なことだと思います。
二週連続の検討会、かつ、テーマが幅広くやや漠然としているにも拘わらず、
28名の方に参加していただきました。
■ 日時:2010年6月26日(土) 17:50-20:40
■ 場所:東京ウィメンズプラザ (南青山)
■ パート1 【導入部】
◎ はじめに認識の共有をします。

「私たちの持続可能性」に関する視点をご覧ください。
⇒ 「私たちの持続可能性」pdf.
■ 将来の視点の共有
◎ 金 桂紅さん 国際航業(株)勤務 中国出身 ≪日本は世界一の国=自信を持って≫
✔ 相対的に見れば、日本は素晴らしい国。
・安全 超便利 超裕福 世界から信頼/尊敬
✔ 日本人に自信がない理由
・バブル崩壊後の長い不景気 新興国への脅威感 グローバル競争に不慣れ
・メディアの過度な悲観論 他国の美化&日本悲観を誘導
・政治の不安定(首相の頻繁な交代) 見えない将来像 年金・社会保障不安
・精神、生活ともに 温室化 ハングリーさがない 逆境に弱い
✔ 日本のあるべき姿
・世界の新技術、新産業のリーダー
・活躍舞台は全世界
・文化、文明の発信地
✔ 日本に必要な変化
・高齢社会・医療・年金・介護の問題をクリアー
・高い自立力、未婚・晩婚、無縁社会を解決
・生活への質の追求
・真の助け合い・尊敬しあう社会へ
金さんの力作プレゼンをご覧ください。
⇒ 「日本は世界一の国=もっと自信を持って」pdf.
◎ 藤沢 千代勝さん こうとう親子センター 副代表理事 ≪最初が肝心=皆で支える子育て≫
✔ 小1プロブレムはたいへんな問題
・これを正すには、幼児期の母と子のキズナ形成が重要
・家庭での母子のケアをしっかりすることが必要
✔ 出産時期を人為的にコントロールするのも問題
・自然な愛育感情が生まれにくくなる。
◎ 黒沢 一樹さん NPO法人 若者就職支援協会理事長 ≪就職≫
✔ 自分のために仕事をすれば、それが結果として社会貢献になる。
✔ 一人ひとりが身近なものを大事にして行けば、その積み重ねで社会も良くなる
✔ 正規社員だけが仕事ではない⇒非正規という働き方を見直すべきだ
◎ 中山 弘さん ”2030ビジョン”代表 ≪北欧の暮らしと福祉≫
✔ 日本の男性の6割が20時以降に帰宅するが、スウェーデンでは18時前に帰る
⇒何のために働くか、何のために生きるかを考えるべきではないか?
✔ 高福祉高負担の国に比べて、日本は税負担の偏りが大きい
⇒もっと関心を持って変えていくことが必要
◎ 岡村 雅史さん 株式会社 あしたのくに 代表 ≪自然と医療の融合≫
✔ 医療費を増やさないために、生活習慣病への対応が重要
✔ 健康は体と心の両方が大切。 自然食と酵素を活かそう
✔ ピンピンコロリの生き方を目指そう
◎ 高橋 弘行さん 横浜国大 大学院 特別支援教育専攻 ≪寄り添いの思想≫
✔ 支援者が制約し過ぎないこと …全てを知った上で自由度を残すこと
✔ 性の問題は制御不能 …人間の本能。 活かすことも必要
✔ 歩くことが自立のキーポイント 深呼吸ができることも大切
✔ 子どもの傍にいると元気になる。
◎ ロバート・ドラーチャさん 早稲田大生 ルーマニア出身 ≪実生活でのリーダーシップ≫
✔ 将来的な目標を定めて、引っ張っていくリーダーシップが大切
■パート2 【展開部】
パート1の視点も踏まえながら、ワールドカフェ・ダイアログによる
創造的な対話で、一人ひとりがどうあるべきか、どんな社会を目指したいか、
というコンセプトを共有します。
★今回、カメラが壊れたので、携帯画像で代用
⇒画質が荒くてすいません。

【ラウンド1】
『あなたの人生で、大切だと思うのはどんなことですか?』
◎ 健康、友人や家族、結婚、子どもがいる
◎ 人の繋がり、人の役に立つ、必要とされること
◎ 生活の保障、仕事、衣食住の確保、生存の保障
◎ 成長/上昇感、 やりがい、 意欲
◎ 好奇心、アイデアが出てくる、プラスになるものが増える
◎ 適度な環境、生産と消費のバランス、緑豊かな地球
◎ 政治と経済がきちんと機能する、
◎ 自由がある、笑顔がある、やる気がある
◎ 良い循環が回る、次世代に繋げる義務を果たす
いろいろなアイデアが、グラフィックに表現されてます。

【ラウンド2】
『あなた自身が持続可能であるためにどんなことが大切ですか?』
◎ 心のありよう -ビジョンを持つ、 どんな人生を描くか
◎ 好きなこと/得意なことをやる、楽しい時間を持つ
◎ 自由を大切にする、好奇心を持つ、モチベーションを高める
◎ 衣食住が満たされる、土/自然に触れる
◎ 笑顔(他の人への)、ネットワークを増やす
◎ ポジティブな考え方、積極的に人に話しかける、
◎ 正義感/使命感、 共感力を育てる、
◎ 心の循環、人との交流、

マインドマップで整理したものも・・・よく纏まっていますね (^O^)/

続いて、皆で考えたことを共有します。 名司会者の繁田さん。

★共有したこと
◎ 人とのツナガリが大切
・一人では生きていけないことをちゃんと認識する
・閉じこもらないことが大切
・新しい価値観を皆で共有する
・ネットも新たなツナガリの道具
・「アイサツ」が第一歩 …リアルなツナガリの基本
◎ 共感と思いやりのコミュニティつくり
・社会のツナガリに関心を持つ
・行動に結びつける場 …「PURC]に期待
・子どもを通した、支え・支えられる横のツナガリ
・地域のコミュニティーを大切に
◎ 自分自身の生き方を確立する
・価値判断の基準を自分の中に設ける
・人と比べるのではなく、自分をしっかり持つ
・自分が活かされていることに気づく
・しかし、甘えられることも同時に大切
◎ 人と地球の両方の視点が欲しい
・人間以外の生物のことも考える
・利益追求ではなく地球全体をみる心
・国境を超えた相互扶助の精神
・地球との共存
わくわくさまでした。
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アンケート結果
■ 第一部 「将来への視点」 4.1点
○ いろんな視点を得ることができて価値があった
○ 現場で活動している方々の話を聞けたのが良かった
○ 興味深い話がいっぱいあった
○ 小1プロブレム、幼時期の母子の絆形成をもっと考えたい。
○ 他の国と比べて、良いところ・頑張るべきところを外から見た話が価値があった
○ 話がこまぎれで、消化不良だった
○ プレゼンの時間をもっと取って、じっくり聴きたかった。
■ 第二部 「ワールドカフェ」4.4点
○ 様々な世代の人の意見が伺えてとても興味深く楽しかった
○ それぞれの人の考え方をシェアできて、気づきがあった
○ はじめてのワールドカフェだったが、楽しく、考えも深まった
○ テーマが広すぎて、議論の纏まりがイマイチだった
○ 時間不足でしたが、楽しかった
■ 全体としてのご意見
○ 人生の豊かさ、同じような志に感動しました。
○ 世の中の役に立ちたいと考えている方がたくさんいることを知り、嬉しくなった
○ ツナガリの重要性を強く認識しました
○ 情緒的な人と現実的な人とがはっきり分かれて、面白かった
○ 社会、個人ともに持続可能であるために、広い視点で良く考えていくとが必要だなと思った
○ 短い時間で、言いたいことをきちんと伝える工夫がいると思いました。
■ その他のご意見
○ もっと多くの方と語りたいですね。
○ 全体像からいくつかのテーマを絞ってやってもいいかな…
○ ワールドカフェの時間を増やして、テーマの小ゴールを導き出せるとよい
○ 現実的な話に繋がるテーマを考えられたらよい
○ 2030ビジョン以外の市民団体と対話をするのも良いのではないかと考えました
様々なご意見をいただき、ありがとうございました。
●事務局からのコメント
今回は「くらす、はたらく、いきる、コミュニティ」を考えるシリーズ第一回目という位置付けで、
目的が視点を共有するところにおきましたので、議論の焦点が定まらず物足りなく感じられた方もおられたと思います。
次回は、皆さまから出していただいた視点をもとに、一緒に企画をしていく予定です。
参加者の皆さまに次回のテーマについて伺ったところ、以下のようなご意見がありました。
◎ テーマ案「社会保障と財政」
・日常生活の中の個人と社会全般との関わりとしてトータルで考えたい
・個人の健康問題、住宅問題、貧困問題など、どのライフサイクルにも結び付く
・海外事例なども参考にしながら、日本のありようを考えたい
・福祉施策や年金をどうするかは、将来の安心という点で重要な課題です
◎ テーマ案「全体としてのツナガリ」
・子育て/個育ち → 教育 → ハタラク → 結婚/出産 →地域貢献 それぞれをどう繋げていくかが課題
・個別で行われがちな政策を繋げることが大切
・以前の日本はツナガリ文化だったが、戦後は希薄になった
・新たなコミュニケーションのカタチが必要になる (ネットを含めて)
◎ テーマ案「子どもたちに寄り添い、見守る」
・子どもたちがもっと自分のペースで生きられる社会を目指したい
・これまでの競争社会とは異なる文化を考えたい
・教育そのもののありようを再考することが必要だ
ということで、次回の検討会は、事務局主導ではなく、
参加者の皆さんと一緒に企画し、ともに答えを見出だしたいと思います。
また、ご連絡しますので、よろしくお願いいたします。