第13回「原案の吟味Ⅰ」 | 2030vision

第13回「原案の吟味Ⅰ」

12月12日「目指す国のカタチ」ディスカッション

これまでの全12回のディスカッション内容を踏まえて、
「目指す国のカタチ」「具体的取組の方向性」原案を議論すべく集まりました。

年末の忙しい最中でしたが、少数精鋭の10名に参加していただきました。

従来の検討会とは違い、今回は全員で輪になってディスカッションをしました。
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言葉の定義の解釈や世代間の認識の違いが浮き彫りになって、興味深い
会でした。
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■言葉の認識の違い
 ・「社会」と「国」とはどちらが大きい概念か?
   若者:  社会 > 国
   シニア: 国 > 社会

  若い人は「社会」をより幅広く捉えていて、世界もそこに含まれる。
  シニアは新聞の「社会面」のように、社会は国の一つの側面と捉えている。

 ・市民と国民
  
  若い人は「国民」という言い方は、国に隷属しているようで「市民」が自然。
  シニアは当然みな「国民」でしょ。 と捉え方が異なりました。

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■ビジョンの対象をどこに置くのか?
 ・日本の話だけで良いのか、世界も含めるのか?
  ⇒グローバルな時代だから、日本だけでなく世界も含めるべきという意見
   もありましたが、世界の貧困問題、経済問題まで対象とする必要はない。
   世界のことも認識しながら、きちんと日本を考えようとことで落ち着きました。

 ・日本人だけなのか、外国人も含めるのか?
  ⇒日本人と日本に住んでいる人を対象にしたビジョンにする。

その他、このアウトプットをどうするのか?
今後の活動をどうするのかといった話が続きました。

「目指す国のカタチ」の議論の纏めは以下のようになります。
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また実現のための心のあり方、経済の捉え方は以下になります。
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紙にするとこの二枚だけですが、ここに至るのには
延々3時間の充実した対話が・・・

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結局、「具体策の方向性」は議論ができずに、次回へ繰越になりました。

議論の中身と「目指す国のカタチ」と「実現のための心のありかた」は
以下の”2030ビジョン”コミュニティをご覧ください。

⇒第13回「原案の吟味 Ⅰ」検討会