シニア世代に快く資産分配や支援をしてもらう方法は? | 2030vision

シニア世代に快く資産分配や支援をしてもらう方法は?

7月29日(木) テーマ検討会を開催しました。

今回のテーマは
「世代間格差と福祉制度と財政赤字」の解決策   
『シニア世代に快く資産分配や支援をしてもらう方法は?』

8月2日のBNJ(ブラン・ニュー・ジャパン)イベントでの提案に先駆けた 検討会です。

場所は田町リーブラ。
特化したテーマ、月末のウィークデーの夜、直前のご案内にも拘わらず 13名の方に参加していただき、幅広い視点からの意見交換ができました。

1)現状認識の共有  

おおまかに世代間格差、福祉制度、財政赤字などの矛盾点、  
今回の検討の視点を共有しました。  
プレゼン資料を添付します。

7月29日検討会プレゼンテーション(Adobe Acrobat ドキュメント)


2)ディスカッション  二つのグループに分かれて、議論しました。  

①グループ 「税制によるシニア資産の還元」
   (固定資産税、相続税、付加価値税、インセンティブなど)  
②コミュニティーでの相互理解で快く資産を提供  
   (老若男女が互いを理解し助けあう、  
    ⇒このことを通して、社会活動への寄付が進む)

①「税制によるシニア資産の還元」では、
現役農家の内田さんから 「固定資産税アップは、農家の死活問題。都市農業が維持できない。」 「相続税も農地を手放すことになり見直すべき。」という意見が出ました。
 
→諸外国も相続税を下げる方向にあり、一考を要すると思います。
 ★ 税に関する補足資料も添付します。

tax.pdf(Adobe Acrobat ドキュメント [500.1 KB])

また、岩渕さんからは 「高齢者が裕福ということはなく、生活が苦しい人が多い。  ゆえに高齢者の金融資産を、財政赤字の解決に充てるのは難しい。」 というご意見もありました。
いずれにしても、「皆が不公平だと感じたり、不合理と考えることを解消 しうるソリューションを提供できれば、受容性は高い。」という結論でした。

②「コミュニティーでの相互理解」では、
「互いが相手のことを知って理解することが大切」 「小学校ぐらいのサイズで、互助のコミュニティーをつくること」 「シニアの金だけでなく、ノウハウ、人脈、技術など様々な資産を  活かしてもらえるような仕組み、コンサルティングが必要」 というような意見がでました。 検討会の後は、お馴染みの懇親会で、さらに深い議論ができました。 皆さま、夜遅くまでお疲れ様でした。
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