第6回検討会に参加しました。 | 2030vision

第6回検討会に参加しました。

第6回検討会に参加しました。
今回のテーマは「世代間格差と福祉制度と財政赤字」

前半 プレゼンテーション 
  ・「世代間格差の現状と課題」 小林庸平さん     →プレゼン資料
  ・「BNJ提案内容の紹介」  近藤大介さん


後半 ディスカッション   18:45~20:45

  ・グループディスカッション
    ~世代間格差の課題と解決策
    ≪テーマ≫
     ① 受益と負担の差をどう減らすか
     ② 将来へのツケ回し(財政赤字)をどう解決するか
     ③ 医療・介護・年金をどう解決するか
     ④ 雇用・給与をどう考えるか

私は③の社会保障について3名グループでディスカッションしました。

1、社会保障のあり方(価値観)を変革する
  現状 強いものが弱いもの(若者が高齢者)を支える仕組み
  ⇒社会全体で支える仕組みへ
  誰もが将来に不安を持たない社会へ

2、社会福祉の行き詰まりの根本原因
  将来不安 未来に希望が見出せないこと

3、解決策

現状の価値観、しくみを変革していく

◎今後ますます高齢者は増えるが
  人口そのものは減っていく
⇒ポジティブに捕らえ 与えられた牌のなかで考える

①高齢者の概念をかえる
 75歳でも現役で社会参加する
 (受給者ではなく 支える側へシフト)
 PCを活用し新たな仕事を生み出す
 予防医療を浸透させ元気な高齢者を増やす

②若い世代へ投資してもらう
 寄付ではなく投資という考え方
 あるいは、対価を分配する

 高齢者ができないことを若者が担う
 そのバーターとして安価で住まいを提供する

③財産を生前に支出しやすいしくみづくり
  投資をすると相続税が軽減されるなど

④何度でも再チャレンジできる社会にする
 
色々討論しているうちに
やはり一番大切なのは 「教育」だという結論になりました。


・経済だけに頼らない豊かな生き方
・失敗してもチャレンジする力
・自分の頭で考えて行動することで他のためになる

単なる詰め込みではなく、
自分が社会のために何ができるかを学ぶ。

すぐにはできませんが、
2030年にはそういう教育が当たり前に
なっていることを望みます。

教育の問題になると 思わず熱くなってしまう私です。

学びたいと思う人誰もが
平等に教育を受ける権利、
今の日本はそれすらも崩れているのです。
教育の不平等がある限り
負のスパイラルを断ち切ることはできないと思います。

子どもこそ 国を支える最大の財産。
その国の行く末を担う人へどういう舵取りをしてもうらか
それこそ 教育の目的ですよね。

どういう人を育てるのか
そのために、国は、地域は、大人は
今何をすべきか
問題山積みの中で 優先順位を決めて
すぐにでも取り掛からなければ 遅すぎます。

民主党の子供手当てについて異議ありです。
皆様はどう思われますか?

≪菊地 真紀子≫