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いきなりですが、、🤣



5月14日-25日に開催された、フランス🇫🇷の第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、映画祭の開幕直前にイランを極秘出国した半体制派のモハマド・ラスロフ監督(52歳)映画 「The Seed of the Sacred Fig : 聖なるイチジクの種」が受賞しました‼️







壇上のスピーチでは「とてもうれしい」と喜ぶ半面、イランに残したスタッフらの境遇が気がかりで「非常に悲しくもある」と晴れ舞台に立ちながら、複雑な心境を明かしました。








ラスロフ氏は2017年、カンヌ映画祭の「ある視点」部門で映画「高潔な男」で最優秀作品賞を受賞~‼️ 2020年のドイツ・ベルリン国際映画祭でも、映画「悪は存在せず」で、最高賞の「金熊賞」と、国際的に高い評価を得てきました





しかし、イランでは当局に目を付けられ2度の投獄を経験した上、パスポートも没収されました。さらに、国家安全保障に反する共謀罪で禁錮8年とむち打ちを宣告されたことで、刑執行前に国外へ脱出する決断を下しました😱


徒歩で何日も掛けて、国境を超えたそうです💦

監督のみではなく、映画祭に参加した女優さん方々も一緒に大変な苦労をしたようです😭





25日の記者会見では、イランの映画界に向け「局の脅迫や検閲を恐れるな。自分の自由を信じて戦え」と力強いメッセージを送りました。




会見場にいたイラン人記者の男性は「彼はもう国に戻れない。イラン国内の身内に危険が及ぶ恐れもある」と先行きを案じました😭







ラスロフ氏は自身のSNSに13日夜、残雪のある山岳地帯の動画とともに「国境を越えて安全な場所にたどりつく手助けをしてくれた友人、知人に感謝する」と投稿しました。





イランの体制指導部に対し「人々は抑圧的なあなた方と体制を歴史の底に埋没させることを待ち望んでいる」と批判しました。







ラスロフ監督(52歳)は、1972年にシ-ラ-ズの両親が教師の家庭に産まれました。両親は読み書きの出来ない獄中の囚人等に読み書きができるよう手伝ったそうです。8歳から子役として、劇場のステ-ジに立っています。子供の頃から特にドキュメント映画製作に興味を持っていたとの事。






受賞映画「聖なるイチジクの種」は、2022年に勃発した反体制デモを背景に、検察官の家庭が内側から引き裂かれる様を描く作品です。



治安局の監視される中、極秘に撮影された映画です。




機会がありましたら、ご覧くださいスター





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