伝統的なイランの鶏肉料理のひとつに、
有名な、ご飯に赤いぐみの実で飾られた”ゼレシキポロ バー モルグ”があります。
この赤いグミの木は、正式には、メギ属(berberis)学名B.vulgaris
ヨーロッパなどに広く分布しています。
赤い実を料理や、お菓子の材料として、よく食べらています。
ロシアでは、ボルシチにも入れられているそうです。
酸味があるので、お砂糖で調節します。
ケーキのような形のものは、ライスケーキ”ターチン バー モルグ”といわれ、
サフランをたっぷり使います。
ヨーグルトも入っています。
私は、中に、調理されて裁いた鶏肉とソースも入れて、ジュースィーに仕上げます。
以前、お話したように、
イラン人は、”ターディック”といわれる鍋の底のおこげが好きで、
レストランなどでは、お鍋の底にサフラン水を入れて、
サフランのおこげをサービスで出すところも多いです。
ライスケーキは、レストランで、
メニューのひとつになっているところもありますが、
比較的に、このお料理は、手の掛かる家庭料理なので、
どこのレストランでもあるとは限りません。