イメージ 1

       伝統的なイランの鶏肉料理のひとつに、

       有名な、ご飯に赤いぐみの実で飾られた”ゼレシキポロ バー モルグ”があります。

       この赤いグミの木は、正式には、メギ属(berberis)学名B.vulgaris

       ヨーロッパなどに広く分布しています。

       赤い実を料理や、お菓子の材料として、よく食べらています。

       ロシアでは、ボルシチにも入れられているそうです。

       酸味があるので、お砂糖で調節します。


       ケーキのような形のものは、ライスケーキ”ターチン バー モルグ”といわれ、

       サフランをたっぷり使います。

       ヨーグルトも入っています。

       私は、中に、調理されて裁いた鶏肉とソースも入れて、ジュースィーに仕上げます。

       
       以前、お話したように、

       イラン人は、”ターディック”といわれる鍋の底のおこげが好きで、

       レストランなどでは、お鍋の底にサフラン水を入れて、

       サフランのおこげをサービスで出すところも多いです。

       ライスケーキは、レストランで、

       メニューのひとつになっているところもありますが、

       比較的に、このお料理は、手の掛かる家庭料理なので、

       どこのレストランでもあるとは限りません。