子どもの頃の私には、○角屋は、「狭くて古めかしくて、独特の匂いがするが、ラーメンはとてつもなく美味い店」という印象だった。
その頃の店内はまだ今のように改装するはるか昔のことで、店内はかなり手狭で、薄暗く、壁は油で薄茶色に変色し、お世辞にも綺麗な店ではなかった。
もし当時某TV番組の「きたなシュラン」があったら、おそらく取材を受けていたかも知れない。
壁に張られた薄汚れた手書きのメニュー、今でもあるが、「男はつらいよ」のポスター。そして、これも今も変わらない光景だが、店の奥のカウンター横にある小座敷では、昼間から常連さんと思しき男性客が葡萄酒を酌み交わしながら、賑やかに談笑している。
ちなみにこの「葡萄酒」だが、つまりは赤ワインのことで、山梨ではよく見かける一升瓶に入っているタイプだ。そして、客の目の前でグラス(ワイングラスなどという洒落たものではなく瓶ビールをつぐ小さめのコップ)になみなみと注いでくれる。
ちなみに、日本酒のように受け皿の上にグラスを置き、少しこぼしてくれるという、にくいサービス付きである。
小学生の私はまだ知らなかったが、今思えば“老舗”という表現がまさにぴったりの名店である。
当時のメニューは今とまったく変わらない。
ラインナップはまさにシンプル。抜き書きしてみるとこのようなものだ。
○しょうゆラーメン
○にくめし
○しょうにくめし
○ラーメンとしょうにくめしのセット
○ブドウ酒
○ビール
○日本酒
その頃の店内はまだ今のように改装するはるか昔のことで、店内はかなり手狭で、薄暗く、壁は油で薄茶色に変色し、お世辞にも綺麗な店ではなかった。
もし当時某TV番組の「きたなシュラン」があったら、おそらく取材を受けていたかも知れない。
壁に張られた薄汚れた手書きのメニュー、今でもあるが、「男はつらいよ」のポスター。そして、これも今も変わらない光景だが、店の奥のカウンター横にある小座敷では、昼間から常連さんと思しき男性客が葡萄酒を酌み交わしながら、賑やかに談笑している。
ちなみにこの「葡萄酒」だが、つまりは赤ワインのことで、山梨ではよく見かける一升瓶に入っているタイプだ。そして、客の目の前でグラス(ワイングラスなどという洒落たものではなく瓶ビールをつぐ小さめのコップ)になみなみと注いでくれる。
ちなみに、日本酒のように受け皿の上にグラスを置き、少しこぼしてくれるという、にくいサービス付きである。
小学生の私はまだ知らなかったが、今思えば“老舗”という表現がまさにぴったりの名店である。
当時のメニューは今とまったく変わらない。
ラインナップはまさにシンプル。抜き書きしてみるとこのようなものだ。
○しょうゆラーメン
○にくめし
○しょうにくめし
○ラーメンとしょうにくめしのセット
○ブドウ酒
○ビール
○日本酒