わたくしがどのような心持ちで
トランスフォーメーションゲームを
準備してお待ちするのか
物語にしていただきました。
次回開催は
…*…魂の旅路に祝福を~
トランスフォーメーションゲーム…*…
週に一度、ここは、『変わりたいと願い、変わろうと自分自身で決め、でもどうしたらいいのかと惑う方』のための場所となる。
トランスフォーメーションゲーム。
自身がどうなりたいのかを宣言し人生を変える、変容をもたらすスピリチュアルなボードゲーム。
けっして大袈裟ではないこの言葉の、その真の意味に触れる時間をよりよいものとするために、わたくしは慎重にプレイルームを整えていく。
これから始まるワークショップでは、一対一のソロゲームにはない多様性が生まれる。
ソロであれば、他者を気にすることなくプライペートなことや感情的なものもさらけ出せる。
時にゲーム以外のこともおしゃべりしながら、深く深く、自身の内側と対話する時間となっていく。
対してワークショップの形になる時、そこには、全員が全員の目標達成に向けて支え合い、助け合い、様々な価値観に触れ、自分だけでは生まれ得ない考えをシェアする時間が生まれる。
どちらであっても起こるのは、真摯に向き合った先にある変容の兆しだ。
兆し、あるいは芽吹きを待つ種を大切に扱うためにも、準備不足などで不純なものが入り込まないように細心の注意を払うのだ。
迎える4名のプレイヤー様をイメージしながら、ゲームディーヴァ――ゲームを司る精霊への捧げものとして生花を飾る。
ダイヤモンドリリーにラナンキュラス、プロテア――今回いらしてくださるプレイヤーの方々を想い選ぶ花たちは、この『空間』に、彩りだけでなく光のような慈しみを与えてくれる気がした。
長丁場になるため、ゲームテーブルとは別に、ちょっとした飲み物とおやつのテーブルも用意して。
細心の注意を払いながら準備を重ねるなかで、毎回違うおやつを選びならべるのは、ひそかな楽しみのひとつ。
アロマを焚き、ティンシャのリィ……ンと心地よく広がる澄んだ音の波紋に身を置くと、併設しているメイクサロンやフォトスタジオ同様、ここにも、『人が変わる』ためのエネルギーが満ちているのを実感する。
同時に、部屋の広さは心の広がりと比例するのだという想いも浮かぶ。
そうして心がふわりと揺れたとき、ふとよみがえるのは、ある方の言葉だ。
『Tomokoさんは
なぜこのゲームを選んだんですか?』
とてもストレートに差し出された問いかけだった。
けれど、純然たる好奇心とは少しだけ色味が違う声は、選択の『結果』ではなく、選択するに至った『過程』を求めていた。
あの時、最初に口にしたのは、80歳を超えてもできる仕事を求めた先で出会ったものだから、という理由。
英語のカードだからこそ直訳では伝わり難い言葉も、わたくしなら伝わる言葉に変えることができるというアドバンテージもひとつにあげて。
けれど、それだけでは終わらない。
このゲームと向き合う時、いつも心の中心に置いているのは、かつてファシリテーターの先輩からいただいた言葉だ。
『トランスフォーメーションゲーム自体が、必要なプレイヤー様と出会わせてくださるのよ』
記憶をなぞれば、トランスフォーメーションゲームとの出会い方がすでに、なにかの意図のように思えるほどの偶然の重なり合いだったことを再確認できる。
どれかひとつでも違っていたらわたくしはこのゲームを知ることはなかったのだから。
わたくしがゲームの選んだのではなく、ゲームがわたくしを選んでくれたのだと思える。
あるいはそれを、運命と名づけるひともいるかもしれない。
そういう意味では、わたくしもまた、このゲームを必要としていた1人だった。
そこに触れながら、さらにその奥にあるものへ、わたくしはゆるりと手を伸ばす。
何かを選ぶ時、あるいは選ばない時、そこにはある種の願いや期待、価値観が、意識無意識は別として作用する。
よく、人生は選択の連続だといわれるけれど、つまりは、これまでの『選択』の結果が現在(いま)をつくっているということ。
だとすれば、これまでの自分は何によってその選択を決定していたのか、そこを掘り下げなくては人生を変えることはできないとも言える。
そして。
『言葉』という存在そのものが好きだと思う自分にも気づく。
トランスフォーメーションゲームとは、言葉を扱うゲームだ。
ゲーム盤に己の分身を置き、言葉を交わしながら心と魂の旅をする。
サイコロを振り、スコアボードを傍らに、スクエアと呼ばれるマス目の指示に従ってひとつひとつ自分の心に問いかけながら、目的にむかって進んでいくのだ。
セットバック――青のカードは問いかける。
成長を阻害しているのは、ここが限界だと判じてしまっているのは、どんな痛みによってもたらされたものなのか。
取り除くことで、前に進むチャンスとなる。
インサイト――黄色いカードは告げる。
その方自身には見えていなかった強みを、これからやるべきことを、進むべき方向を。
トークン――赤いカードは促す。
その方の魂に寄り添うようにキーワードを示し、気づきをもたらしてくれる。
自身に向けて言葉を紡ぎ、自身を形作る言葉を変えていく。
体験を経験に。
過去を、現在を、未来を、ともに行き来し、人生の予習と復習を行う時、わたくしは言葉によってその方の世界と交わり、関わり、触れ合う。
ゲームと名付けられながら、その本質は、ヒーリングであり、カウンセリングであり、コーチングと言えた。
そしてそこには、認定をうけたファシリテーターであれば、より深く、より精度が高く、密度の濃い時間を作れるという事実が、厳然たる事実として目の前にあった。
ひとはだれしも気づきを得るとき、学びを得るとき、そこに痛みが伴うことが多い。
人の心の柔らかで脆く傷つきやすい場所へと踏み込んでいくのならば、耳ざわりのいい言葉や対外的なもの、うわべをなぞる形だけの寄り添いではなく、真に心の深いところまで降りていくための力が欲しいと思えた。
トランスフォーメーションゲームが生まれたスコットランドへ、2週間のトレーニングを受けにいったのも、このままこの場所に止まっていたいのか、それでいいのかと問いかけてくる『自分の心の声』に従ったから。
これは自分の大切にしている価値観から目を逸らしたくない、という矜持かもしれない。
彼女たちが望む未来を手に入れる、そのためのできることがここにはある。
それをわたくしは知っていて、自分自身が成せる最善から目を背けてはならないという想いもあったかもしれない。
『これは、御守りですね。私が変わっていくための……変わることができる未来の私』
今日の記念に。
この出会いに。
ゲームの分身として使ったクリスタルをお渡しする時、ある方はそっと胸に推し抱くようにして受けとっていた。
『見えていなかった自分自身とこんなふうに出会うなんて思ってなかった』
『自分で決めた自分になるために……今日ここにきたんだと思えます』
過去を癒し、未来を生き、現在に戻って歩み出す自分の道標になると、彼女は涙に潤む瞳で微笑んだ。
あの光景を、わたくしはとても大切に胸に抱いている。
『なぜ、Tomokoさんはこのゲームを?』
わたくしはいま一度、大きく深呼吸をして。
全てのゲームのセッティングを終えたところで、エンジェルのカードを一枚引く。
『LOVE』
そのワードに心がふるえる。
魂の旅路を、変容の旅を、可能性をさぐる旅を、より良きものとしよう。
「人生を変えられる
ワークショップ
トランスフォーメーション
ゲーム へようこそ」
了
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今日も読んでくださり
どうもありがとう。
ごきげんよう。
love and cheers
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