信用情報を開示したことにより分かった異動の保有期間。
知りたいのは、それだけで良かった。
結論から先に言うと、
結婚前に、消費者金融から80万円借りて一括完済していたこと
任意整理後に、LINEクレジットに登録しようとしていたこと
が判明した。
夫は、4社の消費者金融を任意整理しているが、この4社の中に、とある有名な消費者金融が入っていなかった。
何でだろうと思っていたところ、既に借金済みだったのだ。
異動はついていなかったので、どうやって一括完済したのか聞くと、
『返す術がなくて、親父に相談した。』
『消費者金融のカードを取り上げられて、それ以降、親父が俺の給料を管理するようになった。』
『俺のボーナスが出たタイミングで一括完済してもらった。』
とのこと。
なんだ、親父、夫が過去に借金してるの知ってるやん。
任意整理するときも、横領のときも、親父に言われるの嫌がってたから何も知らないんだと思ってた。
お義父さんもお義母さんも、顔合わせの時に、
「うちの子、人よりギャンブルしますよ?」
「借金壁ありますよ?」
とか言っておいてくれたらいいのに。
しかも、一括完済したにもかかわらず、割とすぐに、任意整理した4社と契約してることも判明し、これにはショックを受けた。
やっぱり、何も苦労せずに完済すると、こういうことになるんだろうな。
次にLINEクレジット。
これを申し込みしようとした理由は、
『青年会の会計の使い込みがいよいよやばくなった時にLINEポケットマネーというのを申し込んだ。』
『ブラックだから、多分無理だとは思ってた。』
『個人情報までは入力したけど、銀行に紐づけしなければならず、通帳もキャッシュカードもusagiが管理してて口座番号とか分からないから途中でやめた。』
とのこと。
こっわ。
この、借金をしてなんとかしようとする考えが怖い。
こうやって、借金で借金の補填を積み重ね、自転車操業状態になっていくのだろう。
異動の保有期間を調べるべく取り寄せた情報で、思いがけず、夫のお金に対するだらし無さを目の当たりにし、つくづく、借金癖の克服は難しいことを痛感した。
過去一括完済した消費者金融は、まだ解約になっていなかったことから、すぐに電話して解約してもらった。
LINEクレジットは、夫と確認したところ、本当にまだ口座が紐付けされていない状態だった。
実質、まだ使用出来ない状態なのに、CICに登録情報が載るのには驚いた。
おそらく審査もしていないはずなのに。
しかも、銀行が未登録状態だったから通常の解約方法では解約出来ず、さらに電話窓口がなく、AI対応だったため解約するのに数日かかった。
登録しようとする履歴も載ることが分かったから、ブラックとは言え、年に1回は開示請求しておこうと決めた