じゃあ、ちょっとだけ‥

私も一緒に行くよ












翌日、かずさちゃんに声をかけてみると李くんが来るなら行く!って嬉しそうな笑顔‥

いやだぁああ‥かずさちゃんとドロドロしたライバルにはなりたくないー;;


「ね、ね!いちおう聞くけど、李くんて彼女いないよね?」


「‥いないって言ってた」


「よっしゃ!」


でも女たらしだから彼女になったらなったで大変そう‥←


(言ってたけど‥‥昨日一緒にいた女の人‥一体誰なんだろう‥)


場面変わって金曜日。

ホッケー部と合コンの日。


「おじゃまします」


「うわっ。ほんまにホッケー部だらけや!」


「ハハッ。やっぱり思った通りの面子だ」


「なんや、阿佐ヶ谷くん。私らで悪いんか?」


「そんなことないって。○○‥足、大丈夫か?」


「うん、もう平気。チアの練習にも普通に出てるよ」


「よかった」


最近、晃くんを見るとやけに癒されるんだがww


「ちょ‥、○○!李くん発見!」


「うん」


(李くん、来てくれたんだ‥)


「まどか、今日のメンバーはこれで全部?」


「はい」


(‥え?主将の北条さんもいるの?)


彼女持ちのくせに‥いいのか?これって一応飲み会が表向きで本当は合コンが本当の目的‥なんだよね?


「あれ?キミ、たしか新歓コンパのときにいた子だよね」


「はい‥」


「そっちの彼女たちは‥」


「彼女が友達の美久ちゃん」


「ども!」


「それから‥」


「岩崎かずさです!○○と同じ、チア部一年です!」


「‥え?チア部?」


あ、今ギクッってした。


「はいっ」


「‥ま、いっか。華子にはヒミツな?」


・・・・・


・・・・・・・なんか、こいつにおうぞ?(°д°;)


「??」


「まあ、今日はテキトーに楽しんで行って」


「‥ヒミツってなにが?」


「北条さんね、華子先輩と付き合ってるんだよ」


「そうなの?じゃあ、なんで合コンなんて‥」


「わかんない。人数合わせなのかな?」


いや‥今さっきの反応からして、人数合わせじゃないだろ‥;;

それから合コン(?)が始まった。

ノリはめっちゃただの飲み会だけどww

睦くんがいつもの天然たらしでかずさちゃんを翻弄してる姿を見て、ひやひやしてる私。

合コンになるとさわやか二倍増しの笑顔とか卑怯wかずさちゃんも真っ赤になってるしww

てか、ふっつーに酒飲んでますが‥いいのか?これ‥お前ら未成年だろw

そして調子のってお酒飲み過ぎて、かずさちゃんトイレに駆け込むww

眠くなって目をこすりつつ、周りを見てみると美久ちゃんはホッケー部の人たちと盛りあがってて‥‥まどかちゃんは‥‥あの北条先輩となんか怪しい雰囲気‥てか、結構酔っぱらってるって‥‥ちょ‥危なくない!?

と思ったら‥‥いつの間にか二人で姿消してるし!!!

・・・ちょっとぉおぉお‥!?

主人公はこの一大事に気付かず、かずさちゃんがトイレでぶっ倒れてたんで、睦くんと晃くんと一緒にかずさちゃんを家まで送ることに。



その帰り道。


「いやあ‥すごかったな。岩崎んち」


「うん‥。お母さんも弟も妹も‥みんな、かずさに顔がそっくりだったね」


私の家もそんな感じw


「あんなに似ている家族も、そうそうないよな」


「すごいね。DNAの力って」


「いいじゃない。いかもにも家族って感じで」


「マコ‥」


・・・ん?


「そうだ。○○ちゃん、これ」


睦くんがこの前貸した遼一さんの架空恋愛を返してくれた。

いい機会だから最近の遼一さんの小説も読んでみようかなって。


「だったら、私が貸すよ。だいたい持ってるから。週明けに持っていくね」


「分かった。楽しみにしてる。じゃあ、俺、地下鉄で帰るから」


「おう」


「気をつけてね」


迷子にならないよーに!!

それから晃くんと貸した小説の話に。

いい機会だから晃くんもどうぞww


「でも、タイトルが『架空恋愛』ってことはこれ、恋愛小説だよな?俺、最後まで読めるかな‥」


晃くんはどっちかっていうとスラム○ンクとかそういうスポーツ系のしか読まなそうだもんねw

小説って読み始め字ばっかで頭痛くなるし‥‥え、これ私だけ?←

晃くんも小説自体あまり読まないみたい。

ツーピースっていう漫画の話で盛り上がってるんだけど・・・・・・それ、どういう漫画?


「でも、この小説も面白いから、絶対読んでね。私と睦くんのお勧めだから」


「○○とマコの‥か‥」


「うん」


「‥‥なあ、○○。○○ってその‥マコのこと、好きだったりするのか?」


「え?」


一瞬、どきっとする。


「そ、そんなことないよ」


「でも、今日マコに寄りかかってただろ?」


補足:酔いが回ってきたので少し睦くんの肩を頂戴いたしました(・∀・)


「あれは‥ちょっと酔ってて、眠たかったから‥」


「‥‥」


「ホント、全然そんなんじゃないよ?」


え、晃くんって美久ちゃんじゃなくて主人公に興味あり?w

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!!!←←


「だいたい睦くんみたいに誰にでも優しい人って、友達としてはいいけど、彼氏としてはダメだもん」


はっきり言ったw


「そうなの?」


「うん。だって‥好きな人には、自分にだけ優しくしてほしいもん」


「‥‥」


「でも、睦くんは‥そうじゃないから」


「‥‥じゃあ、もしマコが、○○にだけ優しくしてくれるとしたら?」


「え?」


「○○のことだけ、特別扱いしてくれるとしたら?○○は、アイツの『たった一人』になりたいと思わない?」


(睦くんの、たった一人‥)


ふと、脳裏にこの間見かけた年上の女性がよぎる。


「‥ねえ。睦くんって、本当に今、付き合ってる人いないのかな」


「いないはずだけど」


「でも‥」


言いかけて、口ごもる。


(もしかしたら、阿佐ヶ谷くんにもヒミツにしているのかも‥)


「‥ごめん。やっぱり、なんでもない」


「‥‥うん」



週が明けて、月曜日。


「ええっ?かずさっち、そんなことになってたん?」


「うん‥」


「たしかに‥あの子、ガバガバ飲んでたもんなあ」


「美久は?」


「カラオケ行った!ホッケー部の三年、ええやつ多いなぁ」


「そっかぁ。‥まどかは?」


「そや!まどか、いつの間にか消えてたやろ。あれからどうしたん?」


「‥‥」


・・・・嫌な、予感、が‥


「‥まどか?」


「私、やっちゃった‥かも‥」


・・・・・・・・・・う、わぁあぁあ・・・・!(´Д`;)


「は?」


「やった‥って、まさか‥」


こくん、とまどかが頷く。


「誰と!?」


「北条先輩と‥」


「「ええっ!?」」


こういう修羅場いりませーん!!!!(。>0<。)

ていうか、公式のキャラ紹介で北条のとこでパーフェクトガイだが‥?っていうちょっと意味深げなこと書いてて、もしかしてこいつ‥とか思ってたら当たっちゃったよ‥;;

最悪だ‥北条、そんな目立ってないくせにこんなところ目立つなよー‥後でちゃんと締めてくれるんだろうなああ!!!!?←