思いのほか長くなってしまった‥
最終話まで書こうと思ったんですが、時間がないので分割にします!!
春さんが屋上を出て行って、残された二人には気まずい沈黙。
主人公はさっき春さんが言っていたことを否定して、屋上を出て行こうとするが家まで送るって夏輝さんが。
送ってもらうことになって、JAEDサイドに移行。
今から練習だっていうのに、夏輝は来ないし、春は来たけど‥終始無言。
「‥‥」
「‥‥」
「来ねぇな‥‥あの、春さん。夏輝くんは?」
「ああ、夏輝なら‥‥置いてきた」
「はあ!?」
「いや、置いてきた、って‥どういうことだ?」
「や、置いてきたうえに来ないって‥‥どういうことだよ?」
ツインズが混乱しておりますw
結局三人で練習をすることに‥でも、不機嫌な春さんからはどうして夏輝が来ないのか聞けないツインズww
なんとなーく察してはいるけど、春さんが異常なオーラを放ってるみたいw
こえーよww
そして主人公サイドに戻り、気まずい車内。
そこでJADEがワールドツアーするって聞いて、余計にJADEっていう存在が遠く感じる主人公。
「そのワールドツアーって、いつからなんですか?」
「ツアーは二週間後に出発」
それで、数か月かけて何か所かを回る予定なんだって。
しばらく会えなくなるんだ‥、そしてツアーから帰ってきたら、もうこんな風に会えないし、話すこともなくなる。
そんな気がした。
主人公‥‥ネガティブになってる;;
でも、このまま別れたら本当にそうなりそうだよね。
そんなことを考えてたら、いつの間にか主人公の家に到着してしまう。
「夏輝さん‥送っていただいて、ありがとうございました」
助手席の窓から夏輝さんを覗いて、主人公は頭を下げた。
主人公に笑顔で首を横に振って、ふっと夏輝さんは難しい表情になる。
「あのさ‥」
「そうだ、世界ツアー頑張ってくださいね?」
「うん、ありがとう‥‥いや、そうじゃなくて今日は‥」
「謝らなくていいです‥‥謝らないでください」
ごめんと続きそうだった、夏輝さんの言葉を遮る。
夏輝さんに謝られたら、私の好きの気持ちまで否定されてしまうような気がして。
・・・・・(´_`。)
「‥‥でも」
「本当に、もう‥いいんです」
「いいわけがない!俺は‥」
自嘲めいた微笑みを浮かべる夏輝さん。
「俺は、○○ちゃんのこと、傷つけてばかりだね‥。どうしたらいい‥?」
その悲痛な声に、主人公の胸の奥が痛む。
(私のことで‥私のせいで夏輝さんは苦しんでる‥‥)
夏輝さんはミヨさんとのことで、今も苦しんでるのに。
こればっかりは‥過去を乗り越えろー!なんて、簡単に言える問題じゃないよね。
(もう、これ以上‥‥私が夏輝さんを想うことで、夏輝さんを苦しめたくなんてないよ‥)
「だったら‥‥私と、今度デートしてください」
「え?」
少し遠い位置からでもわかるくらい、夏輝さんの驚いた表情が見えた。
「ツアーに行く前に、一度だけでいいんです‥」
(お願い、夏輝さん‥‥一度だけ、どうか‥)
もう、夏輝さんを苦しめたくないから。
(だから、私に夏輝さんと過ごす時間をください‥)
主人公‥お前、本家よりいい女‥←
本家はネガティブでうじうじ悩んでばっかで、キャラになんだかんだ助けてもらってる部分が目立つんだよね‥‥こういう主人公好きw
「‥‥ダメ、ですか?」
「‥ううん、オレで良ければ、もちろん」
夏輝さんはそう言って微笑んだ。
どこか無理してそうな笑み、主人公は今だけそれに気付いてないふりをした‥。
んで、これからちょい先に夏輝さんサイドが入るんだけど‥‥春さんがいい役してる!!
デートして、ツアーが始まって終わったら彼女と会うこともない、ひどく沈んだ夏輝さんに「もう会わない‥。それだけの彼女のことでお前はどうして悩んでる?」って。
解釈的に、それだけ会えなくなることが嫌なのに、なんで悩んでるのかってことでOK?
「だから、もう‥‥どうしたらいいのか分からないんだよ‥!俺にはミヨが‥いる、から‥‥なのに‥」
「分からないんじゃない。‥お前が分かりたくないから‥‥分からないフリをしているんだ」
タバコに火をつける。
「ミヨを言い訳に使うな‥」
「俺が‥何を、分からないふりをしてるんだよ‥‥ミヨを言い訳になんて‥」
夏輝さんが力なく、春さんを睨むように見る。
「‥‥夏輝、‥失ってから気がつくのでは、遅いこともある。とっくに気づいて、見えていることがお前にはあるはずだ‥‥違うか?」
「そんなこと‥俺は‥」
もう春さん、主人公を奪いに来て!!\(*`∧´)/←
そしてデート当日、ノープランで行くことになり、途中通りかかったハニワ公園が気にかかって中に入り、ハニワストラップなるものを買ってしまったww
帰る直前に観覧車に乗るんだけど・・・もう、悲しすぎる‥これバットエンド傾向過ぎる‥‥やーめーてー‥
なんで観覧車で最後のお別れみたいなこと言い合わなきゃいけないのー!!!
本当に素直じゃない‥‥夏輝さん!いい加減にしないとはっ倒すよ!!?
そしてあっという間にワールドツアーが始まって三ヶ月後。
WAVEのみんながこの三カ月、主人公を励まそうと何かしらいろいろしてくれてたみたいです‥いい奴ら‥!!!
こんなイケメン、そうそういない!!
三か月前に戻って、控室で山田さんたちに慰められておお泣きした後、WAVEのみんなが控室に挨拶に来てくれた。
涙でひどいことになった顔でみんなを迎えてしまって、お互い固まる。
「あ‥‥あと、おはようござい、ます‥?」
嗚咽をあげながら、情けない気持ちいっぱいで言った私に、目の前で呆然としていた翔くんが顔を歪ませた。
「う‥‥俺も、何か泣きそう‥」
本気で涙目になる翔君。
「なんか、よく分からないけど‥‥○○ちゃんが泣いてるの見たら、つい‥」
なんでだろう、本家で言われたら全くこのへたれめ~ってなるんだろうけど、こっちの翔くんはなかなかイケメンな行動が多いせいか、すっごい目が変になる。←
みんないつでも力になるからって優しい言葉をかけてくれて、はーい、現在に戻りますー。
「できれば、いろいろと忘れていただけると‥助かります‥」
(きっと、皆さんがいなかったら、私は今、笑っていられなかった‥)
「○○ちゃんが元気なら、それでいいんだって!」
「そうそう」
「とりあえず笑ってれば、元気になれるし」
「そうだな」
順番に笑ってくれる。
義人くんが、表情を変えないまま主人公の顔を覗き込んで
「もう‥‥いいのか?」
そう聞いた。
深い意味なんてない、そう思うのに‥主人公の心は大きく揺れた。
あーうー‥‥
大丈夫だって言い聞かせてきたのに、テレビでJADEがワールドツアーから戻ってきたことを知って、また涙が出る主人公‥
んで、久しぶりに丸一日オフな今日、買い物帰りに雨が急に降ってきて、公園を通りかかると夏輝さんが現れた!!(ポケ○ンみたいに言うな)
今時間ある?と連れてこられた場所は、前に来たあの海。
なんで会いに来てくれたんだろうとか内心いろんなことがぐるぐるしながらも、二人で砂浜を歩く。
「○○ちゃん‥」
と、少し先を歩いている夏輝さんが、主人公を振り返った。
二人の間には一メートルの距離がある。
「ツアーで、日本から‥‥○○ちゃんから離れて、いろいろ考えたんだ‥。考えて、考えて、悩んで‥‥、冬馬や秋羅にもさ、お前はいっつも人のことばかりだから、一番大事な自分の気持ちが分からなくなるんだって怒られた。実際、あの頃の俺は、完全に自分の気持ちを見失っていたけど‥」
夕日のオレンジの向こうで、夏輝さんは自嘲めいた笑い声をあげた。
主人公は、変わらない距離感の中で、その場に縫いとめられたみたいにただ聞いてることしか出来ずにいる。
「来週‥‥ツアーの最終日、武道館でライブする。その時に‥ある曲を発表するんだ‥」
(ある曲って‥‥もしかして、あの‥)
瞬間的に脳裏によぎったのは、『ミヨへ』と書かれた、あの紙。
それを思い浮かべてしまって、主人公はミヨさんの気持ちを貫くことに決めたんだ‥泣きそうになり、その場から逃げるように立ち去ろうとする。
「私と夏輝さんは違うんです‥‥。私は、まだ‥っ!」
(夏輝さんが、ミヨさんを選んだなんて話‥私は、聞きたくない!)
「○○ちゃん!違う、俺は‥」
夏輝さんがこちらに走ってくるのが見えて、主人公はその場から駆けだした。
「○○ちゃん、待って!」
おほほほほ~、私を捕まえてごらんなさーいwε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ(あえてしんみりした空気をぶち壊す、なんて最低なうp主)
雨のせいでぬかるんだ砂浜に足を取られながらも走る。
「だから‥‥待って、って‥言ってるだろ!」
明らかに苛立った、そんな声がひどく近くで聞こえたと思った瞬間、主人公は後ろから抱きしめられるようにして夏輝さんに捕まった。
「‥‥捕まえた‥」
捕まっちゃった★(^∇^)←
嬉しそうに、主人公を捕まえたまま、笑う夏輝さん。
その反対に身体をこわばらせる主人公。
「○○ちゃん‥、なんで逃げたの?どうして、話を聞かないの?」
果てしなく恥ずかしいからです、私が!!(違
「‥俺は、まだ最後まで話してないよ。だから‥‥」
ゆっくりと腕の力をゆるめた。
「俺が勝手なのは‥‥分かってる。でも聞いてくれないかな‥最後まで‥‥どうか、話だけは聞いてほしい‥」
主人公が頷く。
「武道館で演奏するってところまでは話したよね?」
「‥はい」
「その曲を、演奏する‥‥その時間までには、自分の気持ちにケリをちゃんとつけるから。そう、決めたから‥」
「‥え?」
(自分の気持ちにケリ‥‥どういうこと?ケリをつけるのは、つけられるのは‥‥誰‥?)
ここでエンディングがわかれそうだな‥
「‥‥だから、聞きに来てほしいんだ。○○ちゃんに、直接、聞いてほしい」
(すごく怖い‥。でも‥)
「‥分かりました。私‥‥絶対に、聞きに行きます」
覚悟を決めて、まっすぐに夏輝さんを見た瞬間、腕を引き寄せられて強く、強く抱きしめられた。