選択肢
なし
「こんばんは」
「ああ、○○さん」
ここはカジノのVIPルーム、かな?
「皐月さん!‥ご無沙汰してます」
「いいえ。なんだか、いろいろ大変だったようですね」
「‥え?」
「この間の授賞式のことですよ。あの会場は私がオーナーをつとめているホテルですし‥未来からも、いろいろ話は聞いています」
皐月さん、あーたどんだけの店のオーナーしてはるの?w
「ところで、誰を訪ねて‥」
「よっ。編集!」
「悠月さん!」
「おや。悠月に用でしたか」
「いえ。悠月さんじゃなくて、廣瀬‥」
「兄貴、シャンパンあけようぜ。○○も飲むだろ?」
「いえ‥今日はアルコールは‥」
「あ、お前はビールがいいんだっけ?ビールっていえば、ドイツにうまい店があるんだぜ。今度、一緒に‥」
「あーっ。○○ちゃん!」
ドンッ!
「痛ぇっ」
「○○ちゃん、久しぶりだね。元気にしてた?」
「うん。あの‥この間はありがとう。いろいろ助けてくれて」
「ああ‥あの件ね。別にいいよ。あとでこっそり、お返しもらうから」
「え?」
「なんなら、今でもいいけどね?」
「ちょ‥ちょっと、未来くん!」
「おい。なんだよ、この間の件って」
「ゆづくんには関係ないよ?僕と○○ちゃん、二人きりの秘密。ね~?」
「なにお前。未来には言えて、俺には言えねーのかよ」
「すみません。でも、事情が‥」
というか二人とも、今日はどうしたの?
もしかして頭でも打った?やけに絡んでくるじゃないか。
「ハイハイ、そこまで~」
遼一さーーーんっ!!!そうだよ、今やってるのは遼一さんのエピローグなんだよ!ちょっと忘れかけてたじゃないか!!←
「‥‥お前ら、まるで餌に群がるハトみたいだな」
「うわー、またタイミングよく‥‥これから、ご褒美をもらうとこなのに」
未来くん、ハトって言われたことに否定はしないんだね?
「可愛いコぶってもダメ!っていうか未来、お前くっつきすぎ!」
「えー。いいじゃない、これくらい」
「悠月も!気安く○○の肩を抱こうとするなよ!」
おーおーwもうすっかり旦那さんですなあw
「なに怒ってんだよ。これくらい普通だろうが」
「こいつは、お前がいつも相手してるような『ゲーノー人』とは違‥」
「‥‥」
「わっノエルくん!?」
「ノエル!お前、どうしていきなり人の間に割り込んで来るんだよ」
「‥あやとり」
「え?私と?」
な ぜ あ や と り w
「このつづき」
「これ?‥えっと‥たしか小指でこっちの紐をすくって‥」
「皐月さん!ノエルをどうにかしてください!」
「仕方がないな‥ノエル、こっちのおいで」
まるで動物に言い聞かせるような言い方ですねw
「‥‥あやとりって、むずかしいんだな」
ぶはっwww(*´Д`)=з
「ダメだよ、ノエル。○○さんは、遼一に用があってきたんだ」
「なんだそれ。マジでお前、遼一の女になったのかよ?」
「えっと‥」
「そういうこと」
グイッ
遼一さんが「俺のもんだ」と知らしめるように肩を抱いてくる。
「これからはうちの嫁と遊びたければ、俺の許可を得てからにしなさい」
俺 の 嫁 !!!(二回目)
でもなぜか遼一さんがいうとどこか主人公=ペットっぽいような台詞に聞こえる‥w
「じゃあ今、許可くれ」
「やるか、ボケ」
「つまんなーい」
「ハイハイ、そういうことだから。お前ら、○○から離れろよ」
「んだよ、遼一らしくねーなあ。おもちゃを独り占めしたがるガキみてー」
「うるせー」
「あの、廣瀬さん‥」
「ったく、お前はどうしてそう絡まれるんだよ」
「‥すみません。でもここの人たちって、基本的に人の話を聞かないので、不可抗力というか‥」
確かにww
「ふーん。じゃあ、今度からお前に首輪でもつけとくかな」
SM用の首輪ですか?(・∀・)w←
で、話を変えるように今日は仕事の話をしにきたというと、一気にやる気なくす某有名小説家ww
どうやら次回で最終回だから、しっかり設定を‥と思ったらしい。
6回連載の小説って、なんとも区切りが悪いw
「最終回か‥いよいよ、連載が終わるな?」
「‥!」
(そうだ。連載終わったら、抱いてやるって‥)
「お前、何真っ赤になってんの?」
「いえ。その‥ちょっと、アツイなあって‥」
「カラダが?」
「違います!」
「ねえねえ。その連載って、アレでしょ?疑似恋愛の」
「ああ」
「じゃあ、いよいよ僕の出番だね」
「え?」
「だって、そうでしょ?ゆづくん、ノエル、遼くん‥ときたら次は僕」
「分かんねーぜ?千早さんってこともあるだろ?」
「お前ら、勝手に決めるなよ」
「ね。やっぱり僕とがいいよね、○○ちゃん!」
いえ、そこはあえて皐月さんにお願いしまs(ry
「聞けよ、おい」
「いや。千早さんだろ。なあ、○○?」
「呼んだかな?」
(え?)
振り向くと半裸の千早さん登場!!
ちょ!なんで自分のエピローグじゃその格好で出ないくせに、なんで他の、あんま関係ないとこで半裸!?
おかしい!かなりおかしいって!!←
「千早さん‥またシャワー浴びてたの?」
しかもパンツルック‥w
「ああ。‥ん?キミ、ずいぶん汗をかいてるね」
そりゃ、こんな状況じゃ汗のひとつもかきたくなるよww
「なんなら、キミも一緒にシャワーを‥」
「ちーはーやーさーん。コイツには、うちのシャワーを貸しますから。行くぞ、○○」
え!?シャワーを浴びることはもう決定事項なん!?
話は遼一さんの家ですることになり、なんか仕事をするならいつものところ貸すぞって皐月さんが‥
あの部屋ってなんの部屋?
半ば強引にタクシーに乗せられた後、それとなく聞いてみたら、伊豆に皐月さんがオーナーやってる老舗の旅館があって、たまに執筆に行き詰ったときにそこの一室を手配してもらうんだって。
また皐月さんがオーナーやってるとこかww
「で?いつが空いてる?」
「え?私ですか?」
「当たり前だろうが。最終回の舞台はその旅館に決めた。いつが空いてる?」
「‥今週末なら」
「じゃあ、それで決まりだな」
「あの‥相手役は、誰が‥」
「なに?お前、俺以外の男と一泊するつもり?」
「え?でも、企画‥っ」
「浮気者」
「そういうんじゃ‥っ」
「おしおきが必要だな」
遼一さんファン発狂する声が聞こえてくる気がする‥!!
遼一さんが身体を寄せてきて、シートの端まで追い詰められると、そのまま強引に唇をふさがられる。
「ん‥っ」
抵抗しようにも、遼一さんの手は主人公の後頭部をしっかりと押さえている。
(うそ‥っ。でもここ、タクシーのなか‥)
廣瀬さんの唇が、主人公の下唇を撫でて‥軽く歯を立ててくる。
うっわぁ‥生々しいっ!
「口、あけろよ‥」
「ん‥」
「ほら‥」
うながされるまま静かに口をあけると、柔らかく暖かい感触が‥ぎゃあぁああぁあ!!!!!!!!←
そうして深いキスへと変わっていき、徐々に身体から力が抜けていく。
(ど‥どうしよう‥廣瀬さん‥なんか‥‥すごく上手‥でも、ここ‥タクシー‥)
んなの気にすんなッ(°∀°)b ☆
ちらっと目を開けた瞬間、バックミラー越しに運転手と目が合った・・。
「!!!」
アァッチャ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!
ドンッ!
「痛ぇっ」
「うわっ、すみませんっ」
「お前‥っ!いきなり突き飛ばすとか、ナシだろう‥」
「すみません。でも‥っ」
(だって‥運転手さん、絶対見てた‥)
見ないようにしててもやっぱ気になるよねー‥;;
「ったく。お前みたいな女、ホント、はじめてだわ‥」
「‥私も、廣瀬さんみたいな男の人、初めてですよ」
「おっ。いいホメ言葉だねぇ」
「じゃあ、お前にもっと『はじめて』を教えてやるよ。手取り足取り‥な?」
「‥‥どういう意味ですか?」
それ、聞いちゃダメww
「言わせたい?」
「・・・・・・・・いえ」
(これって‥この流れって‥)
リビングに入るなり、ソファに押し倒される。
「あの!こういうの‥その‥‥連載が終わってからって言ってたじゃ‥」
「ん?」
ブラウスのボタンにかかっていた手が止まった。
「なに?それまで待てるの?お前」
「‥‥」
「答えろよ。待てるの?」
そんなん聞くなッ!!!!!w
「‥‥」
「返事は?」
「‥‥せめて」
「ん?」
「せめて、寝室‥とか‥」
「ふ‥っギリギリ合格点だな」
どS-っ!!!!!!!(≧▽≦)←
横抱きにされ、寝室にベットイン☆
初めて入るな‥と思わず余所見すると、俺だけ見てろよって口を塞がれた。
そして廣瀬さんの唇が徐々に下りていき‥
首筋を這う廣瀬さんの唇が、容赦なく主人公を追い詰める。
「なに?ここ、弱いんだ?」
「そういうわけじゃ‥」
「本当に?」
同じところに再び唇が下りてくる。
一日目でも思ったけど、やけにこういうシーン力入ってませんかー!?w
「‥っ」
「声、殺すなよ」
「だって‥っ」
「そーゆーとこ、お前、ホント可愛いよな」
小さく笑いながら、廣瀬さんの手がブラウスのボタンを外していく。
その時、主人公は大事なことに気がついた。
(あ‥‥ああっ!!今日の下着、上下おそろいじゃない!)
ヾ(*≧∀≦)ノ彡☆ダハハハハハハ!!!!!!!!
「ま‥待ってください、廣瀬さん!」
思わず必死に止めてくれるよう懇願する主人公‥
いやいや‥遼一さん、もう我慢ができないじょうた(ry
「‥‥どういうことだよ」
「ダメなもんはダメです!」
「理由は?200文字いないで言ってみろよ」
「200文字!?それは‥つまりその‥」
♪ピンポーン‥
その時、主人公にとっては天の助けのようにチャイムが鳴った。
最初は無視する気満々だったけど、何度もチャイムが鳴るし、主人公に出るように進められるしでしぶしぶ出ることに。
その間、主人公は一人反省会w
こんな大事なときになにヘマしてるんだろうって‥まあ、分かる気もするけど、脇毛そり忘れたことに比べたら比じゃないと思うけどね!!←
「‥‥なんだよ、理香子かよ」
(‥え?)
主人公はつい寝室からこっそり覗き見。
どうやら遼一さんは理香子さんのやったことを会社に報告しなかったみたい。
そのことのお礼と、合鍵を返しに来たって。
遼一さんに本命が出来たら返そうと思ってたし、もし自分が主人公の立場で、別の女性が合鍵を持ってるなんて知ったら耐えられないだろうからって。
ほうほう、数日のうちにちゃんと反省したようですなw
「‥彼女、今、来ているんでしょう?」
「‥‥」
「ごめんなさいと伝えておいて。彼女にも、ずいぶんとひどいことをしてしまったから」
「‥‥」
「それじゃあ、失礼するわ」
って今思ったんですけど、雄大くん一人で盗作疑惑を抱えることになったってことかい‥?
遼一さんが庇ってくれたけど、やっぱ悪いことって記者達にとってはいい餌になるだろうからなあ‥;;
(理香子さん‥合鍵、返してくれたんだ‥今はまだ顔をあわせにくいけど、そのうち普通に会える日が来るのかな)
「‥おい。いつまでそこにいるつもりだ?ずっと覗き見してただろ。出て来い」
ばれてたww
「すみません。つい、気になって‥」
「バカ。だったら、別に出てきても‥ってお前。なんでまた服着てるんだよ」
「すみません。やっぱり今日は帰ろうと思って‥」
主人公は急いでバックを取る。
「おい‥」
「今週末のこと、詳細決まったら連絡ください。失礼します!」
「おい、こら!待てって‥っ」
主人公はそのままの勢いで遼一さん宅を飛び出した。
「はぁああぁ‥‥とりあえず、週末までに当たらし下着買おっと‥」
普通に外で言うなww
今頃、なんなんだよ‥って遼一さんがうなだれる姿が目に浮かぶようだ‥w

