選択肢


明るい子

直りそうですか?













(久しぶりにあの丘に行けるのか‥なんか楽しみだな)


「今日は道が空いてるから、すぐ着くな」


「本当ですね。‥あ、この通り懐かしい」


「懐かしい?」


「はい、私の実家この近くなんです。学校卒業するまで実家に住んでたので、ここら辺はよく通ったんですよ」


「へえ‥」


「最近は仕事が忙しくて、実家になかなか帰れないんですけどね」


「‥‥帰れる家があるだけいいだろ」


「え?」


「‥なんでもない。そろそろ着くな」


「あ、はい‥」


(そういえば‥ノエルさんの家族の話って聞いたことないな‥)


しかもホテル住まいだしね。

そしてあの丘に到着。

あのときよりもまだ時間が早いので、街の明かりが多かった。

家はどこらへん?って聞かれたんだけど、遠くて分かるかww

んで、いきなり自分の好きな和菓子屋さんのお団子を取り出す主人公w

ノエルさんはお団子食べたことないみたい。


「これがダンゴ?」


「そうです。みたらしと、あんこと、よもぎと、ゴマと‥」


「‥どんだけ買ったんだよ。さっきあんだけ食ったのに」


「甘いものは別腹なんですよ。はい、どうぞ」


あれ?主人公は寿司と焼肉も別腹って言ってなかった?(別ルートでw)


「‥じゃあ、一本もらう」


「はい。おいしいですよー」


「‥‥」


「どうですか?」


「‥うまい‥かも」


「本当ですか?よかった、口にあったみたいで」


「いつもチョコレートとかしか食わないから‥色々あるんだな、お菓子も」


「いつも高いものしか食べてないから、たまにはこういう庶民的な食べ物も悪くないでしょ?」


高級なものって限られてくるからなあ‥


「‥そうだな」


小さいころからおばあちゃんの家に行くとお団子を用意してくれたんだって。

それで好きになったとw

私はつきたてのおもちが好きw

私の家は正月前になると、家でお餅を作るんですけど、一日であんこ入った餅がなくなるw

入ってない普通の餅は一年中余るのにww


「昔から食い意地張ってたんだな」


「そ、そう言われると否定出来ません‥‥ノエルさんは、小さい頃どんな子供でしたか?」


「俺?‥どんな子供だったと思う?」


「えっと‥元気で明るい子?」


「‥大雑把だな‥」


人の小さいころまで詳しく知ってたらそれこそすごいわっw

前お母さんとの思い出を聞いたときにそう思ったらしい。


「明るいかは分かんないけど‥‥今よりは純粋だったかもな」


そう言われ、もっと話を聞きたそうな顔をしてると、聞きたかったらきけば?って。


「じゃあ‥前に、ノエルさんはなりたくてレーサーになったわけじゃないって言ってましたよね」


少しノエルさんの顔が険しくなった気がした。


「‥そうだけど」


「それって‥どういうことなんでしょう?」


「‥聞きたい?」


「ノエルさんはよければ‥」


「‥‥話してもいいけど、聞いてて気分のいい話じゃないと思う。たぶん」


「それでも聞きたいです。ノエルさんのこと、もっと知りたい」


主 人 公 (*´艸`)

なんかそれ、もう好意を持ってること明白な台詞w

(ノエルさんには何か背負ってるものがあるんだと思う。それが何なのか、知りたい)


「‥記事にしたりしない?」


「もちろんです!今日は取材として来てるわけじゃありませんから」


それからノエルさんはゆっくりと話し出した。

ノエルさんのスポンサー会社は父親がやってるとこで、国内でもかなりの大手。

でも裏を返せばノエルさんは広告塔みたいなものだって。


「あいつと母さんが離婚して、俺は母さんと暮らしてた。母さんの故郷アイルランドで。けど、あいつが‥自分の会社を宣伝するために、俺を日本へ連れ戻して‥‥レーサーとして売り出したんだよ」


「お父さんが‥」


「俺は、走るのは好きだけど‥勝ち負けに興味なかったから、楽しく走れれば結果なんてどうでもよかった。仕事しながらアマチュアのレースに出て‥母さんと二人で暮らせれば、それで十分だったのに」


「ノエルさん‥」


「俺が走る理由は父親の会社の宣伝のため。だから、走ることが好きになれないんだ。‥こんなとこかな」


「‥話してくれて、ありがとうございます」


「‥楽しい話じゃなくて、悪かったな」


「話の中身より‥ノエルさんが泣きそうな顔してるのを見るのが、辛いです」


「俺が?‥泣くわけないだろ」


「わかってます。でも‥」


「アンタの方が泣きそうじゃん」


そう言って、お団子を差し出してくる。


「『辛いことがあったとき、甘いものを食べると元気になる』んだろ?」


「‥いただきます‥」


「‥ほんとに食うのかよ」


ノエルさんは笑いながら、頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。

ノエルさんも食べますか?というと、今度はアンタの作ってくれたものが食べたいなって‥‥かあぁああ!!!!!!о(ж>▽<)y ☆w

その後、お約束でこけそうになると、アンタに怪我されると‥なんか困るからって照れ顔www

くはぁあww何、ノエルさんって子犬系だったの!?いや、子猫系統!!?(黙れ)

そろそろ帰ろうかって車に乗ったものの、エンジンがかからない‥

車で一夜を過ごすイベントキターー!!!?o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

エンストで専門の道具が必要だけどないし、こういうときに限って携帯電話使えないし、タクシーとか車が通る気配もない‥

ノエルさんは実家近いんだから、お前だけそっちに泊まれって‥。


「俺一人なら何とかなる。車の中で寝てもいいし」


それに主人公も同伴させて!!←


「そ、そんな!‥そうだ、ノエルさんも一緒に私の家に泊まります?」


「は?いいよ、何か‥気まずいし」


「大丈夫です、うちの家族お客さん来るの大好きだし!それに、こんな所で寝てたら警察に通報されちゃいますよ」


(ただでさえ目立つ車と目立つ人が乗ってるんだから‥)


ねーw


「‥‥」


「大事なレース前に何かあったら、私どうしたらいいのか‥」


「‥わかった」


「じゃあ、善は急げでさっそく行きましょう!」


え~‥っせっかくの車の中で二人温め合って添い寝wイベントがあー‥


(何だか大変なことになっちゃったけど‥お母さんたち、ノエルさんを見て何て言うかな?ちょっとだけ楽しみかも‥)



次回予告。

ノエルさんが実家に泊まりに来た!


「なんでこんなことに‥」


戸惑ってる!ノエルが!

だけど夜になって‥‥!?

なんか襲われてる!!?

下には親がいるのに‥って何やってんだー!!!!!w