選択肢

うれしい
ビューティ王子が気になる?
















甲子園の三回戦を控えて関西の宿で泊まる日々が続いていた。
主人公はちょっとホームシック。
東京のみんなは元気にしてるかな‥とナカムーに電話してみるとヤストくんがすごい人気になってることを知る。
さわやか王子‥‥いや、そこは天然王子だろう!←

『でもさ、世間に注目されるってことは、それだけヤストくんが他の女に好かれる確率もあがりまくりってことだから、もしヤストくんのファンに○○が意地悪されたりしたらすぐ私に言いなね。とんでって50倍にして返してやるから!』

「ご、50倍!?」

『100倍でもいいけどね!○○はさ、優しいからヤストくんのファンに気ぃ遣って言い返したりできなさそうだもん』

ナカムーの方が優しいよww
こっちのスケジュール分かんないから、メールでしか連絡できなかったんだって。
だからこうして話せて嬉しい、とw
数分間、ナカムーを話しこんだ。
余計東京が恋しくなっちゃったな‥と思ってると、次はチーから電話が!

『明日そっちの宿に着く便で、夏休みの課題の参考資料送ったから連絡入れておこうと思って』

らしいなあw

『私の送った資料見て○○が頑張った方がいいとは思うけど‥‥もし、本気できつかったらノート写させてあげるからね。ヤストくんの応援頑張って』

あー、そういやいつしかはヤストくんを取りあったんだっけなあ‥
実はナカムーから電話が来て、主人公が寂しがってるみたいだから連絡してあげてって来たらしい。

『優しいよね、ナカムーって』

でしょ!?でしょー!!!!!w←

コンコン


「○○、いる?」

ヤストくんだw
どうやら今日の練習なしにするって、自主トレしようと思ったんだけど止められちゃって‥それでデートのお誘いに。
大阪の町だーと修学旅行の話しながらたこ焼き、どこの店の食べる?って話してるとキャー!!さわやか王子や!!って女子高生、おばちゃんがぞろぞろ集まってきた;;

「甲子園のイケメン選手の中で一番さわやか系ってなあ。ええ球投げるし、男前やし。今年はあんたがサイコーやな!でも、神奈川のビューティー王子もめっちゃええで!おまけの今日の試合では完封投手やで!ノーヒットノーランで打率四割やって!」

‥あ、ヤストくんの顔色が変わった。
やばいと思ってその場を後にするけど、慌てて入ったお好み焼きやさんでもヤストくんは沈黙‥
ヤストくん‥他の選手は気にしないで、自分らしい野球を目指そうぜ!←
でもそのお好み焼きさんでその試合が映し出された。
噂の花島選手はシンカ—とか変化球を使いこなせるのが得意みたいで、打率四割ってことは目もいいし、身体もちゃんと調整してるみたい‥お好み焼き焦げるよーってか、見事に主人公の声が届いてない;;
終わったところでお好み焼きがいつの間にかお皿に乗ってることに気づくヤストくん、それを無表情で食べるヤストくん‥‥恐い。

「花島投手がどんなにすごい投手でも、野球はひとりでできるものじゃないじゃない?同じ投手として意識しちゃう気持ちもわかるけど、あんまり気にしない方がいいと思うよ?」

と主人公が言う

「‥うん、そうだよね。他の投手を気にしたところでよくないプレッシャーになるだけだよね。」

「‥うん」

「俺は俺でやってくしかない。優勝旗取ってくるって約束したしね。」

「私にできることなら何でもするから、リラックスして頑張って?」

「うん!そうだね、こんないいマネージャーがついてるのに、自分で調子崩すようなことしちゃだめだよね」

ちょっと元気戻ったかな?
でも主人公は、これからヤストくんが野球にのめりこんでいって、その時私に何かできることってあるのかな‥と思うのだった。