選択肢

藍田くんらしくない
飛行機のプラモデル


















数学の授業中。
祐樹や亜蘭先輩と三人のことを考えていた。
自分が人間でみんなの秘密を知ってるから、賛成と反対で仲が悪いんだし‥‥かと言って冗談のつもりで自分がヴァンパイアになるっ言ったら、みんなにそっこーに否定されたし。
でも今のままだと状況は分からないしなあ‥と思ってると、いつの間にか授業が終わっていた。
終わってすぐに修平が近付いてきて

「〇〇、さっきの因数分解わかった?」

「私に数学のこと聞かないで‥」

「だよなー!聞くやつ間違えちゃった!」

「もしかして私が数学苦手なの知ってて、わざと聞いた?」

「バレたぁ?」

「もうっ!」

あっかんべーしながら逃げてる修平を追い掛ける。
でもそんな教室で暴れてっと誰かさんに怒られるぞ?って見る先は‥‥‥祐樹。
慌てて止めるけど、なんだかいつもみたいに嫌味を言わないっていうか‥いつも以上に無口。
どうかしたの?と聞くが、そっけない‥
藍田くんらしくないと言うが

「なんでも分かってる顔されるの、迷惑なんだよ」って言われちゃった。(´・ω・`)

なんだかその言葉がグサッと刺さる感じがしながら、自分の席に戻った。


放課後、図書委員が長引いてすっかり遅くなった時、目の前にフラフラと歩いて今にも倒れそうな人が。
ほんとに倒れそうになって駆け付けると、祐樹だった。
時間が時間で保健室の先生もいないし‥ということで、家まで送ることに。
でもなかなか言うことを聞いてくれない。

「キミの世話になりたくない」って。

熱も上がってるし、フラフラなのにいつまでも駄々をこねてる祐樹に主人公ががつんと言って黙らせ、肩に腕を回させた。
男前w


祐樹は亜蘭先輩と一緒に住んでるんだけど、亜蘭先輩はまだ帰って来てないみたい。
そのことに少しほっとしながらベットに祐樹を寝かせると、少し安心したような顔になった。
てか‥‥‥青っ!
私服も水色系だしw
まあオレンジを着てたらちょっとびっくりするけどね。
ついきょろきょろと部屋を見たら、「失礼だな‥‥人の部屋をそんなジロジロと‥」
失敬!
飛行機のプラモデルに興味を持ったことを話すと少し動揺してる‥
宝物らしいです。
とりあえず何か食べ物をってことでおかゆを作ってあげることに。
何かぶつぶつ言ってたけど気にしなーい(笑)
てか主人公、料理出来るんだ‥‥ヴァンパイアなのに人間と同じような生活してるとかそういう驚きよりもそっちに驚いた←
お粥を持って部屋に戻ると、祐樹はいつの間にか寝ていた。
間近で見すぎですよ主人公w
寝返りを打った祐樹が主人公の手を握った‥!
え、ドッキリ!?

「ん、んん~‥」

スチル笑っとる!w
てか寝言が‥えろいというか(笑)
主人公は祐樹の寝顔を見ながらかわいいなと思うのだった。