皆さん、長きにわたる中学受験への道のり、本当にお疲れ様です。
とうとう6年生の12月最後の実力判定テストが終了しましたね。何年も受け続けてきた模試がもう終わりだと思うと、胸に迫るものがあります。このテストは、これまでの努力の集大成であり、同時に本番直前の貴重なシミュレーションです。
💡 テスト結果から見えた「時間の使い方」という課題
今回の結果を見ると、各科目で「時間が足りなかった」という声が多く聞かれました。
- 社会:大問1に時間をかけすぎた
- 国語:大問1を飛ばしたが、最後に時間が足りなかった
- 理科:時間不足
- 算数:周囲は難しい問題を飛ばす中、埋めるには全てを埋めることができた
自己採点では、算数>理科=社会=国語の順で、苦手であった算数がしっかり得点につながっているのは素晴らしいことだと思います!✨
得点でいえば、前回の得点をアップでき、調子が良かった10月の模試の得点まで戻ると嬉しいなといった所です。
算数は書いた答えが何問も違っていましたが、自己採点はわりと正確にできているんではないかと思います。他の科目は甘く採点する傾向があるので、蓋を開けてみるまでわかりません。
しかし、残りの約1ヶ月で、この「時間の使い方」こそが合否を分ける大きな鍵となります。
🔑 入試直前期に親がサポートすべき3つのこと
自己採点はあくまで目安ですが、子どもが手応えを感じていることは大きな自信になります。この自信を入試本番まで繋げるため、次の3点に注力してサポートしていきます。
1. タイムマネジメントの徹底サポート
- 課題: 社会や国語での時間配分の失敗
- 対策: 過去問演習や苦手分野の復習の際、「タイマー」を徹底的に活用させましょう。特に「最初の大問で時間をかけすぎない」ための意識付けが必要です。
- 工夫点: 大問ごとの目安時間を紙に書き出し、目の前に貼るなど、視覚的に意識できるようにしてあげるのが効果的。
2. 自信のある科目を「確実な得点源」にする
- 課題: 算数が得意で、今回も手応えあり
- 対策: 「算数の得意分野」で絶対に失点しないよう、難しすぎる問題よりも、頻出の標準レベル〜応用レベルの問題を確実にする復習に切り替えます。
- 注意点: 難しい問題に固執して、算数科目の土台が揺らぐことのないよう、見守る。
3. 体調管理とルーティンの維持を最優先に
子どもの入試本番(来年1月17日)を最高のコンディションで迎えられるよう、親御様が環境を整えることが最も重要です。
- 食事・睡眠: 規則正しい生活リズムを維持し、受験時間に合わせて頭が働くように調整する。
- メンタル: 最後の模試の結果に一喜一憂せず、「もうやれることはやった」という前向きな声かけで、安心感を与えてあげてください。「時間が足りなかった」ことを責めるのではなく、「本番までに改善できる課題が見つかってラッキーだ」と捉え直すポジティブな言葉がけが効果的。
💐 最後に
長年の努力は、必ず子どもの力になっています。
焦る気持ちを抑え、親自身が平常心でいることが、子どもへの最大のサポートです。
いよいよラストスパート。親子の二人三脚で、笑顔で入試を終えられるよう、最後まで一緒に頑張りましょう!🎌
