中学受験を控えた6年生にとって、時間管理は何よりも重要です。しかし、受験勉強と並行して立ちはだかる大きな壁の一つが、「学校の宿題の量」ではないでしょうか。

​先日、我が家でもインフルエンザによる休校の影響か、担任の先生の「休みを挽回しよう」という意思が感じられるほど、急に宿題の量が激増しました。今回は、この「増量宿題問題」に直面した際のリアルな状況と、私たち親子が下した選択について、正直にお話ししたいと思います。

​😱 突如として現れる「爆弾宿題」の具体例

​先生の熱意は理解できるものの、受験生にとってはスケジュールを大きく狂わせる「爆弾」のような宿題です。我が家が直面したのは、次のような宿題でした。

  • 算数: 解き方をタブレットで作成する課題(4題)。丁寧に仕上げると80分程度かかる分量。
  • 基礎学習: 計算問題と漢字ドリル、合わせて12ページ。
  • 期限: 月曜日まで(土日での消化を前提)。

​このとき、塾のテストの直しも手つかずの状態でした。親子で分担し、親が深夜2時までかかって手伝うことで、ようやく目処を立てるという状況でした。

​🆘 限界に達したときの「裏ワザ」と保護者の葛藤

​こうした状況下で、親として最も悩ましいのが、「どこまで学校の宿題に時間を割くべきか」という判断です。

同じ塾の〇〇ちゃんから聞いた話では、塾の課題に集中するため、一部で「宿題代行」を使っているとのことでした。

漢字のような課題は「大人の字だとバレないのか?」という疑問も湧きますが、先生が受験生の状況を察して黙認している可能性も否定できません。

​また、我が子から出た言葉には、さらに衝撃を受けました。

「漢字はせえへんでええねん。やったというフラグを立てる方法を発見したから!」


​教育上、決して褒められたことではありません。しかし、その時、親の心には「なぜ受験生にここまで宿題を出すのか」という憤りが勝ってしまいました。子どもの言う「裏ワザ」を黙認し、「バレて怒られるのも自己責任」と受け入れてしまったのです。

​⚖️ 先生の「優位性」と心理的なプレッシャー

​さらに、先生が宿題を提出しない子に対して「進学先に報告しないといけない」と話しているという話も耳にしました。

​これは、宿題をさせるための心理的な「脅し」であり、教師の絶対的な優位性を背景とした権力関係を利用していると感じざるを得ません。受験というデリケートな時期に、子どもに多大な心理的プレッシャーを与える行為は、本当に適切なのかと疑問を抱いてしまいます。

以前の記事で掲載した通り、担任の息子さんは中学受験で難関校に合格されており、中学受験の大変さも理解していると思っていただいてると思っていたのですが、、、

​🌟 受験生家庭が下すべき判断

​受験生にとっての最優先事項は、志望校合格に向けた学習です。学校の先生方には受験の現状をご理解いただきたいと願いますが、現状が変わらない場合、保護者が「戦略的な割り切り」をしなければなりません。

  1. 優先順位の明確化: 塾の過去問・復習 > 塾の宿題 > 学校の必須宿題(点検されるもの)> 学校の工夫を要する宿題(タブレットなど)。
  2. 完璧を目指さない: 時間のかかる課題は、「時間を決めて、手を付けるだけ」に留める勇気を持つ。
  3. 子の心の健康を優先: 宿題の量で親子関係が悪化したり、子が精神的に追い詰められたりするくらいなら、「やらない」選択肢もやむを得ないと割り切る。

​私たち親は、子どもの自己責任に委ねつつも、時間的・精神的な負担から子どもを守る最後の砦でなければならないと感じています。

​この記事を読んでくださった保護者の皆様は、学校の宿題についてどのように対応されていますか?ぜひコメントでご意見をお聞かせください!💬

もしよろしければ、皆さんが実践されている「学校の宿題との上手な付き合い方」について、具体的な工夫を教えていただけますか? 😊