「その1」「その2」で具体的な対策を実践するにあたり、わが家が解き方の指針として活用している参考書と、長文記述への心構えについてお話しします。
📚 わが家の秘密兵器!記述対策の「教科書」徹底紹介 ✨
わが家が頼りにしているのはこちらです。
【ご紹介書籍】『記述問題の徹底攻略』(若杉朋也 著)
この本は、まさに記述問題の解き方の「教科書」と呼べる一冊です。
🌟 活用法:完璧主義を打ち破る「血肉化」
わが家では、秋に一度この本を終えましたが、「一度読んだだけでは、記述の型は身につかない」と判断し、今は繰り返し読み込むこと(血肉化)を目的としています。
- 自主的な読み物として活用: この本は読み物としても優れており、息子が自主的に解法の再確認として手に取っているのが何よりの強みです。
- 「型」の再確認: 演習で手が止まったときに、この本を辞書代わりに開き、「この問題の解法パターンはどれか?」と確認することで、解法の再現性を意識させています。
🔑 完璧主義からの脱却!「半分取れれば十分」という意識
息子は難関校の記述問題や長文記述で手が止まりがちですが、これは「完璧な答えを書こう」とする気持ちが強すぎるからです。
記述問題は、満点を目指す必要はありません。 なぜなら、採点は減点方式であり、解答の要素がいくつか入っていれば部分点がもらえるからです。
- 親からのアドバイス: 「完璧な答案を目指さなくていいよ。まず要素を本文から拾い出し、半分取れれば十分!」
- 目標設定: 100字の問題で、50字分の要素を書き出すことができれば、大きな得点源になります。
【その2】でご紹介した「骨子作成特訓」は、この「半分取れれば十分」の考え方を実践するための土台です。まずは本文中の要素を書き出し、「空白」を避けることが、合格へ近づく最優先事項です!
国語の記述対策は、すぐに結果が出にくいかもしれませんが、正しい方法で「考える力」と「諦めない姿勢」を育てれば、必ず突破できます。皆さんも、ぜひお子さんに合った対策を見つけて、一緒に頑張りましょう!💪
