
Ⅰ. 国語:記述の型を完成させ、時間内に「空白」をなくす!
国語は、安定した基礎力を土台に、記述での失点を防ぐことが鍵となります。
1. 漢字・語彙はスキマ時間で「継続」を
現状、漢字や語句の基礎力は定着しつつあるとのこと。この力は、受験の最後まで維持することが大切です。
- 対策: スキマ時間や休憩時間に、一問一答形式の語彙集や過去問の間違い箇所をパラパラと確認し、「忘れた頃に思い出す」反復学習を心がけます。
2. 最重要課題!記述の「型」の定着と空白対策
時間が足りずに記述が空白になってしまうことが最大の課題です。最後の60日間で、この記述を確実に得点に変えるための対策を行います。
- 検討中の対策: 記述の練習を本格的に始めるために、まずは過去問や塾のテキストにある良質な記述問題を選び、「解答の型」を徹底的に意識しながら解き進めることを検討しています。
- 型作りのポイント:
- 「問われていることに正確に答えているか」を最優先にチェック。
- 「本文の言葉を適切に使えているか」。
- 指定の語数内で「結論」と「理由・具体例」のバランスが取れているか。
- 時間配分への意識付け: 時間切れを防ぐため、演習時には「大問の読解に○分、記述問題には必ず○分残す」といった具体的な指示を出し、意識的に「空白を作らない」訓練を積むことが重要です。
Ⅱ. 社会:伸びしろを最大限に活かす!効率的なインプット法
社会は、直前期に知識を整理することで、得点アップが期待できる伸びしろの大きい科目です。
1. 資料・地形の視覚的な定着
現状、あまり時間をかけられていないため、この直前期に知識の土台を固めます。
- 対策: 塾からもらった資料集や地図帳を活用し、山脈、川、都道府県の形などの地形を覚えます。
- 活用法:白地図を作成することも視野に入れ、アウトプットの訓練も行います。白地図に主要な山脈や川、都市名などを書き込む作業は、知識と位置情報を結びつけ、記憶の定着を深めるのに非常に有効です。
2. 年号と一問一答の徹底復習
年号や基本的な用語は、入試の知識問題を確実にするための重要な基礎です。
- 対策: 塾のプリントの年号を再確認する際は、スキマ時間を有効活用します。例えば、食事の前後や移動時間などに、年号とその出来事をセットで音読する、親子で口頭確認テストをするなど、短い時間で何度も知識に触れる機会を作ります。
- 用語の再確認: 一問一答形式の問題集で、用語の漢字までしっかりと書けるか復習し、ケアレスミスを防ぎます。
Ⅲ. 60日間の時間管理:📺 YouTubeの段階的禁止計画
直前期は、集中力の維持と限られた時間の有効活用が非常に重要です。
- 現状分析: 子どもの集中力を高め、勉強以外の要因で時間を使わないようにするため、我が家ではYouTubeなどの動画視聴を段階的に禁止していくことを計画中です。
- 計画のメリット:
- 集中力の確保: 気が散る要因を減らし、学習への意識を向けることができます。
- 時間の創出: スキマ時間や休憩時間が学習時間や睡眠時間に充てられ、総学習時間が確保できます。
- 実行のヒント: いきなり完全に禁止するのではなく、「今週は週末のみOK」「来週からは完全に禁止」といったように、お子さまと話し合って段階的にルールを厳しくしていくことで、受験モードへの切り替えを促し、反発を抑えることができます。
中学受験でああしとけば良かったと後悔しないように受験モードに切り替えていく必要。最終的にはテレビも見ている時間はなくなると思います。
この60日間は、体力と精神力、そして時間との勝負です。子どもを信じ、焦らず、戦略的に一つ一つの課題を潰していきましょう!🌸