​🥶 感染症リスクを避けるための「親の決断」


​中学受験を目指すご家庭にとって、冬のインフルエンザやその他の感染症は最大の敵です。志望校の入試まであとわずかという時期に、学校で集団感染が発生したというニュースを聞くと、親としては本当に心が落ち着きません。


​「いつまで学校へ行かせるべきか?」


​これは、多くの受験生保護者が抱える究極の問いです。わが家では、今年のインフルエンザ流行の状況を鑑みて、年明けの1月からは小学校を休ませるという決断をいたしました。


​🏫 担任の先生も味方!心強い理解


​学校を休ませるにあたって、一番心配になるのが「学校側の理解」ですよね。特に皆勤賞を目指すお子さんや、授業内容の遅れを心配される方もいるでしょう。


​幸いにも、わが家の担任の先生は、ご自身のお子様も中学受験を経験されており、しかもわが子の志望校の先輩という、大変心強い存在でした。


​先生は、面談の際に「うちの子はかなり休ませていましたよ」とおっしゃってくださいました。これは、先生ご自身が受験というデリケートな時期の感染症リスクを痛いほど理解されている証拠です。


​こうした先生の一言は、親の背中を大きく押してくれます。「小学校の先生は受験に非協力的かも」という不安を抱えている方もいるかもしれませんが、勇気を出して相談してみると、道が開けるかもしれません。


​💡 なぜ「1月から」休ませるのか?


​「ギリギリまで学校へ」という考え方もありますが、わが家が1月からの休校を決めたのは、以下のような理由からです。



  1. 最大の敵は「潜伏期間」:
    学校でインフルエンザをもらってしまった場合、発症までに数日の潜伏期間があります。この潜伏期間中に他の家族や、何より自分自身の体調を崩してしまうリスクをゼロにしたい。1月に入ると、受験が本格化するまでの日数が限られてくるため、発症のタイミングが読めないリスクは徹底的に排除すべきだと考えました。

  2. 自宅でできる「受験の調整」:
    1月は、出願の準備や、受験本番に向けた最後の過去問調整の時期です。学校へ行く時間を、入試本番と同じ時間帯(午前中)に過去問を解く時間に充て、生活リズムと集中力を本番仕様に調整する絶好の機会と捉えました。

  3. 心身の負担軽減:
    受験直前は、お子さんだけでなく親も大きなストレスを感じています。学校での人間関係や、行事、日々の宿題といった負担からお子さんを解放し、最後の時期は「受験だけ」に集中させる環境を整えることが、精神的な安定につながると考えたのです。


​🔑 学校を休む前にやっておくべきこと


もちろん、学校を休むことによるデメリットもゼロではありません。スムーズに自宅学習へ移行するために、以下の準備を考えています。



  • 授業内容の確認: 12月中に主要科目の進捗や宿題、プリントなどを全て把握し、遅れがないように準備します。

  • 友人への配慮: 仲の良いお友達には、しばらく会えなくなることを伝え、不安を感じさせないようにすること。

  • 生活の「受験日仕様」化: 休校中も、毎日決まった時間に起床・就寝し、受験当日の時間割に合わせたスケジュールで学習を進めることが大切です。


​✨ まとめ


​学校をいつから休ませるかは、正解のない親の決断です。当然、教育方針で勉強だけでなく友達と過ごす時間を大切にするために通常どおり学校に行くのも正解です。


​大切なのは、「子どもにとって何が一番大切か」という基準です。わが家は「体調管理=最優先の受験対策」と位置づけ、1月からの休校を選択しました。


​親御さんも無理せず、万全の態勢で入試本番を迎えられますように!体調管理に気を付けて、あと少し、乗り切りましょう!😊💪🍀