
わが家の息子は、生まれながらにして食物アレルギーという大きな課題を抱えて生きてきました。
乳幼児期は、小麦、卵だけでなく、落花生、エビ・カニ、大豆、さらには動物の皮膚や毛まで、数えきれないほど多くの種類のアレルギーがありました。
🏥 あの日々の緊張感
大晦日の夜、家族で年越しそばを食べていた時のことです。つなぎに使われていたわずかな小麦粉に反応し、アレルギー症状が出てしまい、慌てて救急車で病院へ駆け込む、という出来事もありました。
日常のすぐそばに危険が潜んでいる、常にそんな緊張感と共に生活していました。そのため、緊急時に使用するエピペンは常備しています。
🩺 治療の道、そして息子の成長
そんなアレルギーとの戦いの中で、私たち親子を支えてくれたのが「負荷免疫療法」でした。
病院で医師立ち会いのもと、「今日はうどん○グラムまで」といったように、対象のアレルゲンをごく少量から段階的に摂取していき、体に免疫をつけていくという、根気のいる治療です。
✨ 治療の成果!劇的な改善 ✨
その甲斐あって、息子のアレルギーは劇的に改善しました!
- 現在のアレルゲン: 小麦と卵のみに減少。
- 小麦: なんと、普通サイズのカップヌードルも食べられるまでに!
- 卵: 苦味を感じるようで、好んでは食べようとしませんが、大きな制限はなくなりました。
長年お世話になった先生が、別の病院へ行かれることになった時、息子はとても寂しそうでした。それほど、先生との絆は深かったようです。
🌟 医師からの夢へ
この経験が、息子の心に深く刻まれたようです。
彼は今、「あの先生みたいに偉そうぶらないで、子どもに優しい先生になりたい」と語っています。
少し前までは、「企業をハッカーから守るホワイトハッカーになりたい」と言っていましたから、子どもの夢はどんどん変わっていくのかもしれませんね!彼の将来は、本当に無限大です。
👨🎓 中学受験を決めた理由
親として、息子の将来を考える時、彼の選択肢を最大限に広げてあげたいと思っています。
アレルギーのこともあり、様々な制約と向き合ってきた分、将来の可能性は広げてあげたい。
これが、わが家が「子どもの選択肢を広げる」という現実的な理由も込めて、中学受験に取り組むことを決めた、動機の一つです。
アレルギーと向き合い、困難を乗り越えた経験は、きっと彼の大きな糧となるでしょう。中学受験という新たな挑戦を通じて、さらに大きく羽ばたいてくれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!😊