中学受験を目指す保護者の皆様、おはようございます。

​今回は、我が家で本当に起きた、「やってしまった…!」という冷や汗もののエピソードをお届けします。


​新6年生になって、いよいよ入試本番まであとわずか。日々の勉強の進捗や、成績の波に一喜一憂し、常に頭の中は「中学受験」でいっぱいですよね。我が家も例外ではなく、その緊張感の中で、まさかの大ポカをやらかしてしまいました。

​5年生の余裕が招いた失態

​5年生の時、私はかなり意識が高く、秋口から気になっている学校の入試説明会の情報をいち早くチェックし、律儀に申し込み、妻と一緒に足を運んでいました。学校の雰囲気や入試の詳しい情報など、直接お話を聞ける貴重な機会。

​「よし、これで6年生も抜かりなくやるぞ!」

​そう思っていたはずなのですが…。

​6年生の魔力と「まさか」の空白

​6年生になると、日々の塾の宿題、模試の結果、そして志望校対策のスケジュール調整など、目の前のことで手一杯になってしまいます。正直、入試説明会の存在が、頭の片隅に追いやられていました。

そして、ある日ふと気づいたんです。


「あれ?そういえば、〇〇中学の説明会、今年は申し込んだっけ…?」

​急いで各学校のホームページを確認すると、そこには非情な文字が。

「定員に達したため、申し込みを締め切りました」

「開催終了」

​行きたかった学校、情報をアップデートしたかった学校の説明会が、軒並み申し込み終了しているではありませんか!

​責任転嫁と「無の境地」

​その瞬間、冷や汗が止まりませんでした。「妻と子どもに、なんて説明しよう…!」。もしこの情報が重要で、対策に遅れが出たら…。

​真っ先に頭に浮かんだのは、「なんで塾は案内してくれないんだ!」という、今思えば身勝手極まりない責任転嫁。そして、昨年参加したという事実を盾に「まぁ、昨年行ったから、そんなに変わってないだろう」と、現実逃避の「無の境地」に突入。かなり情けない状態でした。

​妻の一言に「神様がいた!」

​意を決して妻に恐る恐る事情を話すと、案の定、「今頃何言ってるの?!」と呆れた一言。

​そして、その後に続いた妻の言葉に、私は心の底から救われました。

「〇〇中学なら、塾の先生から直接案内があったでしょ?私がこの前、申し込み完了したって言ったやん!」

​……あぁ、そうだった!

​日頃から情報を整理し、手配をしてくれていたのは、他でもない妻。私は完全に失念していましたが、妻は塾からの情報をしっかりキャッチし、すでに手配を済ませてくれていたのです。

​あの時ほど、「神様はいたんだ!」と心の底から感謝したことはありません。

​本番に向けての教訓

​今回は妻のおかげで事なきを得ましたが、「情報収集と手続き」を一つ忘れるだけで、どれだけ焦るか、どれだけのリスクがあるかを痛感しました。

​入試説明会だけではありません。願書の取り寄せ・記入、出願手続き、受験料の振り込み…。本番までの道のりには、一つでも見落とせない「手続き」が山のようにあります。

​皆さんも、日々の勉強の忙しさにかまけて、大事な「申し込み」の手続きを忘れないよう、ぜひご夫婦でダブルチェック、トリプルチェックをお願いします!

​我が家も、「本番の出願だけは絶対に忘れない!」と、肝に銘じた出来事でした。

​一緒に頑張りましょう!

皆さんへのお願い

​もしよろしければ、皆さんのご家庭での「ヒヤリハット」体験や、情報管理の工夫などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!