
こんにちは!いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は、多くの中学受験家庭がぶつかる「算数の壁」について、我が家で実際に効果があった学習法をお話ししたいと思います。
うちの子どもは、模試で正答率10%以下の難問にも、決してあきらめずに挑んでいました。素晴らしいチャレンジ精神なのですが、正直なところ、正解することは本当に稀でした😅。
「難問が解けない…」その状況をどう打破すれば良いのか、試行錯誤の末に見えてきたのは、意外なことでした。
難問に挑む前に、やるべきこと
私たちは、まず「典型問題の徹底」に力を入れることにしました。
SAPIXのテストでいえば、A問題(典型問題)を「見た瞬間に解法がわかる」レベルまで、繰り返し演習したのです。
こどもはわかる問題はやりたがらないですが、この場合、見た瞬間わかるかどうかが重要です。
最初は地道な作業に感じられますが、この「瞬間的に解ける」力がつくと、驚くほど良い変化が起きました。
応用問題が解けるようになったきっかけ
小6の夏期講習の時、塾から典型問題の演習プリントが大量に出されました。
我が家では、このプリントを完璧にすることを目標に、何度も何度も繰り返しました。すると、不思議なことに、徐々にSAPIXでいうB問題(応用問題)も解けるようになっていったのです。
これは、典型問題を素早く正確に解く力がついたことで、応用問題にじっくりと考える時間を確保できるようになったからです。また、典型問題の解法が頭の中にしっかりと定着したことで、応用問題に隠された「複数の典型パターンの組み合わせ」を見抜く力が身についたのだと実感しています。
難問にチャレンジすることは大切です。
最初からチャレンジし、試行錯誤しないと全く成長しません。
それに加えて、土台となる典型問題を完璧にすること。瞬間的に解放がひらめくくらいまで取り組むと応用問題の時間の確保や、そこから少しひねっても対応しやすくなります。
これが、算数の実力を上げ、応用問題も解けるようになるための近道だったと、今振り返ると思います。
夏期講習が終わり、1つ上のレベルに行ったと効果を感じられたので、オススメいたします。
皆さんも、ぜひ一度、お子さんの「典型問題」の習熟度を確認してみてください。