中学受験の勉強って、どうしても机に向かって黙々とやるイメージがありますよね。我が家の息子も、正直なところ、あまり机の上の勉強が好きではありません。

​そんな息子の算数の勉強に、ある日大きな変化が訪れました。

​きっかけは、息子がぽつりとこぼした一言でした。「ねぇ、塾の先生みたいに、ホワイトボードで算数解いてみたいなぁ」。

​その一言で、私たちはB4サイズの小さなホワイトボードを早速購入しました。ついでに細いマーカーも何本か買ってあげると、もう気分はすっかり「塾の先生」です👨‍🏫。

​ホワイトボードを壁に立てかけて、特徴的なマーカーの持ち方をする先生のモノマネをしながら問題を解く姿は、まるで遊びのよう。見ていて思わず笑ってしまうほどです🤣。

​ホワイトボードが算数に効く3つの理由💡

​単なる遊びかと思いきや、これが想像以上に効果がありました。

1. 思考の「見える化」で理解が深まる

​机の上でノートに書いていると、計算過程や図形がどうしてもごちゃごちゃしがちです。でも、ホワイトボードだと大きく書けるので、頭の中の思考がそのまま整理されていくのが分かります。息子が問題に詰まっている時も、「ここまでわかっているね。じゃあ、次は何をすればいいかな?」と声をかけることで、思考の流れを一緒に追うことができ、つまずいているポイントが明確になりました。

2. アウトプットの練習になる

​ホワイトボードで解きながら、「パパ、ここまではこうやって解くんだよ!」と私に解説してくれるようになりました。「人に教える」ことは、一番の学びと言いますよね。自分の言葉で説明することで、本当に理解できているかどうかがはっきりわかりますし、知識が定着するのを実感しています。

3. 何より、勉強が楽しくなる!

​これが一番の収穫かもしれません。色とりどりのマーカーで書いたり消したり、間違えてもすぐにやり直せる気軽さも良いのでしょう。勉強というよりも、まるでゲームか遊びのようです🎲。

​ただ、悲しいかな、まだ模試の結果に劇的に表れているわけではありません😅 それでも、あんなに苦手意識の強かった算数に、自分から楽しんで取り組んでくれるようになっただけでも、大きな成長だと感じています。

​最近は「もっと大きなホワイトボードが欲しい!」とねだられていますが、まずはこの小さなホワイトボードで、親子で算数と向き合う時間を大切にしていこうと思います。

​もし、お子さんの算数嫌いにお悩みなら、ホワイトボード、本当にオススメです!ぜひ検討してみてくださいね😊