子どもから聞き取った夏休みの中間報告

夏休みが始まった頃、算数の問題集の進捗は正直なところ、あまり芳しくありませんでした。


4時間の自習時間のうち、なんと3時間も塾の先生に質問をして、ようやく1~2つの単元を終えるというスピードだったんです。

 でも、本人は決してサボっていたわけではありません。「入試で使える力」を身につけようと、真剣に取り組んでいました。 

間違えた問題はもちろん、合っていた問題も徹底的に見直し、ケアレスミスをなくすことを目標に、時間をかけて一問一問向き合っていたのです。 

そんな頑張りを見せていた息子に、さらに「やる気スイッチ」が入る出来事がありました。

 ご自身の息子さんが中学受験を経験している学校の先生から、「○○中学校に入るには、1学期中にやる気スイッチが入っていないと厳しい」と言われたそうなんです。 

この言葉が、彼の心に火をつけました。 

「スイッチが入っていないと厳しい」という信頼している先生の言葉を聞いてから、彼の勉強への取り組み方は一変しました。 

帰宅後すぐに机に向かい、自分から進んで勉強する姿を見て、親として本当に驚き、そして感動しました。 

そして、その成果はすぐに現れ始めました。 

夏休み前半には7つしか終わっていなかった算数の問題集が、中盤にはなんと13まで進んだのです! 

先生に質問をしながらも、一つ一つ丁寧に解き進める努力、そして「やる気スイッチ」が入ったことで、さらに加速した息子の頑張り。

この夏彼が掴んだのは算数の力だけではなく、自分から学ぶ姿勢なのだと実感しています。 

夏休み後半も、この勢いを止めずに走り抜けたいと思います!