このブログは前回のブログの続きになります

 

こちらが前回のブログ

「中学受験したいと言いつつ勉強しないまま小学5年生になりました②」です

小2で「中学受験するー」と言った次男が

タイミングを逃しているうちにモチベーションを失い早くも4年生に

改めて勉強へのモチベーションの復活のために取り組んだ英検5級

3か月計12回だけ初めての塾通いを経験しました

 

「しかしその経験は次に続きません

中学受験のステージの第1歩の入塾には結びつきませんでした」

 

の続きです

(もしもご興味持っていただけたら①②をお読みください)

 

 

期間を決めて学習に集中すること

全力を尽くして結果が出る喜びを感じること

人生の中で受験という経験はとても価値があると思っています

それは中学受験でも高校受験でも大学受験でもいいのですが

大切なのは本人の意志で始めることだと思ってしまうのは甘いでしょうか

 

結局、家庭環境の中では学習に関しての意欲を継続させることができなかった

「やる!」「やりたい!」と言った小2で始めさせられていたら

今も挫折なく学習は軌道に乗っていたのでしょうか?

それとも夫が「まだ早い」といったように挫折が早く訪れただけなのでしょうか

 

そして迷ったり後回しにしているうちにタイミングを逃し今はもう5年生

今「中学受験する?」と聞いても「うーんどうしようねー」

「塾は行きたい?」「行きたい気もするけど最近疲れてるからなぁー」

「天文部は?」「○○中にはないんだよねーじゃー帰宅部かなー」

 

部活もここ数年の間に必ずしも中学生活に必須のものではないと

時代が変わってきたので次男の認識も変わってきました

「中学生活で入らなきゃいけない部活なら楽しくてやりたいことをしたい」

「だったら天文部のある中高一貫校の受験するー」から

「入っても入らなくてもいい部活なら、入らないで自由にしてるのが一番楽で楽しいかもー」

 

年々必要最低限のことしかしなくなりつつある次男です

周りもそんな感じなので年齢的なものがあるのかもしれません

だからこそ中高一貫校の方が知的好奇心を刺激されるチャンスが多いかなと

親は感じ始めていましたが実際はどうなのでしょう

隣の芝生は青い、的なのかしら?

 

公立進学校でやや沈みかけている長男を見ると

中高6年一貫教育と争って高校3年間で追いつこうとしている

公立高校(進学校)のカリキュラムがいかに無理ゲーで

ついていくのがいかに大変かというのが見えますし

 

かといって

中高一貫校目指して遅いスタートをきって仮に入れたとしても

苦労するだけなのかなぁもう手遅れなのかなぁと

大体今から挑ませたら兄と同じ急な坂道を登らせることにしかなりません

 

何のために中高一貫校を検討し始めたのかといえば

3年で大学を目指すより6年かけて緩やかに行けた方が

学校生活を伸び伸び過ごせるだろうという

好きなことを好きなだけ夢中になってやって欲しい

どちらかというと緩く育てたくて思いついた道のりなので

中高一貫校に入るためにハードな学校生活を強いることになったり

入ってからもハードな時間が長く続くようなことになるのなら

ちょっと本意と違う、だいぶ違う…

 

結論、子育ては難しい

子供の視野は狭く見えているものが世界の全て

だから世界はこんなに広いんだよということを見せてあげたいのが親心

 

でも狭い世界の中で全能感を味わえるのも子供のうちだけ

お兄ちゃんは井の中の蛙的な緩くぬるい時間を公立中学で過ごして

限られたチャンスの中で最大限のチャンスを掴んだ

 

「1番になれる環境はどこにでもあるわけじゃない」

「1番という経験をさして努力もせずに経験できたことは貴重なこと」

 

夫はそういうけれど黙っていてもその能力があったのならば

もし中学受験を経験させて自学自走力をつけられていたら

高校での苦労はなかったのかなとか思ってしまったり…

 

確かに「1番」とか「100点」とか

なったことも取ったこともなければ雲の上のお話になってしまう

長男は自学自走力のないまま高校生になって今苦労しているけれども

当たり前にテストは100点を目指すし1番を目指してる

取れないわけない、なれないわけないという

根本的な自分に対する信頼のようなものは経験から育っているのかもしれない

 

反面努力をしてこなかったから努力の仕方も分からず

抜けられない道を迷っているようにも見える

でも努力して挫折した時の自分に絶望しないように

あえて努力しないようにしているようにも見える

努力をしないことで伸びしろがあるはずと自分を信じ続けられるから?

 

努力の仕方が分からないにしても努力したくないにしても

とにもかくにも勉強をしないのは困ったもんなんですよ

 

おっと長男への愚痴になりつつあるので

ここは次男の話に戻して

次男には努力したうえでの成功体験を積んでほしいなぁ

やればできるという自分自身への揺らぎのない信頼を育ててほしい

 

中学受験というワードは

あちこちの成功体験を読むにつけても子供を成長させる理想的なワードで

おまけに親子の絆も深まったりしている話まで聞けば

そんな風にすべてがうまくいったらいいよなぁという憧れの想いすらあります

 

あ、今わかった

やってみたいんだよ、私が

親子の二人三脚

いずれ親離れしていくだろう子供と密度の濃い時間を過ごしたいんだ私が

 

やっても後悔 やらなくてもする後悔ならば やって後悔したい

子供にはさせたくない後悔だけれど自分なら

後悔してでもやってみたいと思えるものがあるならそれは財産

 

さ、子供のモチベーションが下がったからどうするか、ではなくて

親のやる気に子供を巻き込む覚悟があるか、という点で

もう一度整理して考えてみようっと

「私、子供を本気にさせる覚悟とモチベーション、ある?」

 

改めて…

小学5年生の親として、色々自問自答したいと思います

 

今回も長かったけれど

これで終わりにしたいテーマだったから書ききっちゃったっ…キョロキョロ汗汗汗

ここまでお付き合いくださってしょーもないオチですいませんっガーン

お読みくださりありがとうございますおねがい