遥か遠い昔から


ずっと


探していた







どこにいても
あなたの
ハチミツ色の光を
探しているよ

NYからの星便り
待ってるね

いってらっしゃい!






「あのね、お願いがあるんだ」


私の声に
姿勢を正して
向き直る彼


「ニューヨークからね
 ポストカード送って欲しいなぁって思って」


ほっとしたような彼
一体、私にどんなお願いを
されると思ったのだろう


「字が小学生みたいで恥ずかしいから
 私が帰ってから読んでね」


そう言って私は
住所を書いた
メッセージカードを彼に渡した


LINEしてくれればよかったのに
と言った彼だったけど

それじゃ、味気ないと思ったから





今日で何度目かなぁ



ワクワクしながら
ポストを覗くのは



9/4にニューヨークから
彼が出したって言ってたハガキ

月が変わって
今日から10月

まだ私のもとには
届いていない



待ち遠しいなぁ








でもね




実はもう

あの日の私のお願い


8割くらいは

叶ってるんだ



あなたが



私のことを想って

ハガキを選んでくれたこと


私の名前を

その手で

書いてくれたこと


私が喜ぶ顔を

想像しながら

ハガキを出してくれたこと



遠く離れた場所でも



あなたの心に

私を刻んで欲しかった


8月の真ん中の

私のお願いは



もう



叶っている




Tattooed Heart / Ariana Grande