ときどき思うの
ヒーリングって
力強いエネルギーを送ることでも
派手な奇跡を起こすことでもなくて
ただ
“ そよ風のように吹くもの ”
なんじゃないかって
私は昔
癒しの光を
「与える」
ものだと思っていた
でも
今はちょっと違う
光は
私の中で静かに生まれて
私を通して
“ ただ流れていく ”
私が頑張って動かすのではなく
向こうから勝手に流れていく感じ
でもね その風は
ふわふわしてるだけじゃない
たしかに芯がある
それは
「祈り」や「信頼」という
目には見えないけど
揺るがない
“ 根っこ ” のようなもの
風が優しく頬をなでていくとき
地面の奥深くには
ちゃんと土の力がある
私のヒーリングもそうありたい
軽やかに
でも確かに
誰かの中で
静かに芽吹く風でありたい
ふわりと吹きながら
世界のどこかの
小さな光に触れていく
それが
私の「ヒーリング」