膝の病院で 
うとうとしていた

まぶたの裏に浮かんだのは

白い光につつまれた
ビルの中のような 静かな場所

白っぽい服が 
すっと並んでいて

風も音もないのに
その場だけは ふんわり呼吸しているようだった

私は
ただ ぼんやりと眺めていて

ああ、夢かなって

 思った瞬間に ふっと目が覚めた

でも
ひとつだけはっきり覚えてる

一番前に並んでいた
おしゃれな白いTシャツ
胸ポケットが ちゃんとついていた

そこには
きっと まだ私が言葉にできていない

“ 何か大切なもの ” 
が入っている気がして

目が覚めても
なぜだか 心がやさしくなっていた

きっとこれは

「何をまとう?」

と聞かれてる
そんな感じがする

私は今
“ 生まれなおす旅 ” の途中で

どんな想いを
胸ポケットに入れていこうかって
問いかけられたのかもしれない

それがまだ
答えにならなくても

白い光は
そっと見守ってくれているようで

今日はそれだけで十分だと思った








今日も読んでくれて

ありがとう🌿


 マイペースに綴っていくので

のんびり

見守っていただけたら

嬉しいです☕


 from ソフィア