イベントのにぎわい

 とても人気のあるブース

 人もたくさんいてキラキラした雰囲気


だけど私はその中で

ちょっとだけ立ち止まった


 なんだか 身体がそわそわして

 心が落ち着かなくて


 笑顔も

やさしい声も

届いているはずなのに


 私はなぜか

「ここ、ちょっと苦しいかも」って思ってた


 そのときの私は

 「私の感覚がズレてるのかな」って思って自分を否定 しちゃった


 だけどあとで

あの空間で感じたことが 

「実はそうだったんだよ」って そっと教えてくれる出来事に出会ったの


 ああ

あの時の私


 ちゃんと感じ取ってたんだね ありがとう って言いたくなった


 怖かったのは

イベントじゃなくて


自分の“声”を信じきれなかったこと 


今の私は

「この感じ、なんか違うかも」

って気づいたら 

やさしく立ち止まれる


 周りの評価より

自分の感覚をそっと大事にできるようになってきた

 

どんなに人気があっても

どんなにすてきそうでも

 自分に合わないなら 

そっと 離れてもいいんだよ


それは ワガママなんかじゃない

自分を大事にするってこと


もし今

「うまくなじめないな」

「ここ、ちょっと疲れるな」

って
感じている人がいたら

伝えたい


それはきっと

自分からのサイン だよ


その声を

聞いてあげられるのは

あなただけ