https://line.me/S/sticker/36590974/?lang=ja&utm_source=gnsh_stickerDetail
佐藤さんは、しばらく黙っていました。
そして
「ななさん」
「うん」
「俺……今の状態で、ななさんと一緒にいるのは違うと思う」
「……どういうこと?」
自分でも分かっていました。
でも、聞かずにはいられませんでした。
佐藤さんも、しばらく何も言いませんでした。
そして、やっと口を開きました。
「このまま一緒にいても、俺はななさんが満足できる彼氏にはなれないと思う」
「……」
「今までみたいに優しくできないかもしれない」「……」
「会いたいって言われても、会えない日が増えるかもしれない」
「うん……」
「妊活のことも、今はちゃんと考えられない」
その言葉を聞いた時、胸の奥がズキッと痛みました。
わたしが一番望んでいたもの。
佐藤さんと一緒に叶えたかったのに。
その話すら、今の佐藤さんには重くなってしまっている。
「それでもいいよ」
気づいたら、そう言っていました。
次回へ続きます。
