でも、同時に自分自身のことも考えるようになりました。
わたしは、佐藤さんに何を求めていたんだろう。
妊活を一緒に頑張ってほしい。
そばにいてほしい。
辛いときには支えてほしい。
そう思っていた。
でも、佐藤さんが苦しくなるほど頑張ってくれることを、本当に望んでいたのかな。
答えは、違いました。
わたしが欲しかったのは
「何があっても大丈夫な彼氏佐藤さん」
じゃなかった。
弱いところも見せてくれる。
辛いときに「辛い」と言ってくれる。
できないときには「今日は無理」と言ってくれる。
そんな佐藤さんと一緒にいたかった。
だから今、佐藤さんがわたしから離れていることは寂しいけれど必要な時間なのかもしれない。
そう思えるようになっていきました。
そして、数日が過ぎました。
一日。
二日。
三日。
佐藤さんからの連絡はありませんでした。
以前のわたしなら、耐えられなかったと思います。スマホを何度も確認して
「嫌われたのかな」
「もう戻ってこないのかな」
そんなことばかり考えていたと思います。
でも今回は、寂しくても待ちました。
次回へ続きます。