数日後でした。

その日は朝から佐藤さんが忙しいと言っていました。

「今日は本社からお偉いさんが来るからバタバタしそう」

そうLINEが来ていたんです。

わたしも

「無理しないでね😊」

そう返して仕事へ向かいました。


仕事が終わり、スマホを開きます。

まだLINEは来ていませんでした。

今日は忙しいって言ってたもんね。

そう思いながら家へ帰ります。


でも、しばらく経っても連絡はありません。

時計を見ると、いつもなら

「お疲れさま😊」

そんなLINEが届いている時間でした。


わたしはLINEを何度も開いては閉じます。

通知は来ていないかな。

充電が切れてるわけじゃないよね。

そんなことまで確認してしまいました。


「忙しいだけ」そう自分に言い聞かせます。

でも、心は少しずつ落ち着かなくなっていきました。


その時です。

ふと、あの日のことを思い出しました。

身体を重ねた次の日。

あの日も、佐藤さんからいつもの時間になってもLINEが来なくて、一人で不安になったんです。


「身体を重ねたから、もう興味がなくなったのかな」

そんな最低なことまで考えてしまいました。

でも結局、あの日は残業だっただけ。



次回へ続きます。

今回も読んでくれてありがとうございます。