少しして、もう一通届きます。

『あの時は急に終わっちゃったから』

『元気にしてるなら安心した』

その文章を読んで、胸が少しだけ熱くなりました。


別れを選んだのはわたしです。

だから、Fさんを責める資格なんてありません。

それでも、こうしてわたしのことを気に掛けてくれていたんだと思うと、素直に嬉しかったんです。


わたしも返信しました。

『ありがとう😊』

『元気にしてるよ』

『今は毎日楽しく過ごしてます』


すると返ってきたのは

『それなら良かった😊』

『幸せになってね』

その一文だけでした。


わたしは画面を見ながら、少しだけ笑いました。

あぁ、これで本当に終わったんだ。


あの日、泣きながら終わった恋。

心のどこかに少しだけ残っていたもの。

それが今、ようやく静かに幕を閉じた気がしました。


わたしは「ありがとう」と小さく呟いて、トーク画面を閉じます。

もうFさんを追い掛けることもありません。

Fさんも、もう振り返ることはないでしょう。

お互い、それぞれの人生を歩いていく。

それでいい。

それが一番いい。

そう思えました。


タイミング的に今FさんからこんなLINEが届いたのも、佐藤さんと前に進んでいいんだって未来の自分に背中を押してもらえているような気さえしました。


そして、ふと佐藤さんとのLINEを開きます。

そこには今日も変わらず

『おやすみなさい😊』

というメッセージが届いています。


過去は過去。

未来は未来。

わたしはスマホを握りしめながら、静かに思いました。

今度こそ、この人と未来を歩いていきたい。そう思えた夜でした。


次回へ続きます。


今回も読んでくれてありがとうございます。

このFさんのLINEの後、深夜にまた意外な通知があったのです。

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