わたしは怒っていました。 

悲しいとか、寂しいとか、 そんなものじゃありません。

 久しぶりに本気で腹が立っていたんです。 

トーク画面を開きます。 

そして文字を打ち始めました。 


『ねぇ』

 送信。

 すぐに既読が付きます。 

でも、もう止まりませんでした。 


『病院の結果聞いてそれだけ?』 

送信。 

数秒後。 

『え?』 

裕太から返ってきました。 


その一文字を見た瞬間、さらにイライラしたんです。

 え?
じゃない。 

本当にそう思いました。


 わたしは続けます。 

『終わったら連絡してって言ったのそっちだよね?』 

『待ってるからって言ったのもそっちだよね?』
『だから連絡したんだけど』

送信。

送信。 

送信。 

指が止まりません。 

今まで飲み込んできたものが全部出てくるんです。

次回へ続きます。