「じゃあ別れるってことでいいのね」

わたしの念押しはFさんに本当は別れを止めて欲しかったと気づかれたかもしれない。


「うん、別れるって言葉を一度出したら、それはもう別れるってことなんだよ、だから別れるで」


Fさんはわたしのことを大好きになっていると思ってたから、こんなにサッパリと別れを受け入れるなんて、なんて薄情なんだろうと自分勝手だけど、そう思ってしまった。


「わかった、もう連絡することもないから、じゃあね」

わたしはそう言ってひとおもいに電話を切った。


切った後、大泣きした。


わたしはFさんのことを子種要因としてだけじゃなく、男性として、恋愛対象としても好きになっていたことに気づかされた。


Fさんの返事を聞かずに一方的に電話を切ってしまったから、Fさんから電話がかかってくるんじゃないかと、泣きながらも何度もスマホを見た。


その晩はというか、それから先もFさんから連絡は来なかった。


こうしてわたしとFさんの関係は終わりました。


Fさんは本社、わたしは店舗勤務なので、仕事で関わる事もあまりというか、ほとんどないです。


これでFさんとのお別れ話はおわりです。