1番不安だった車の移動も大人しく過ごしてくれたので、無事に家に到着した。

家族は初めて直接みる娘をとてもかわいがってくれた。

顔が私に似てると言われたのがちょっとひっかかるくらいだった。

自分でもうっすら思っていたので、ひっかかるを通り越してうれしくなかった。

妊娠中は女の子だから私に顔が似なくてよかったと安心していたのに、ほとんどの顔のパーツは私に似てしまっていて、本当にうれしくなかったし、それも娘には申し訳なかった。


外泊中はオムツ交換も沐浴も手際がいいのか焦って雑なのか短時間でこなせるようになっていたが、ミルクだけは思うようにいかず、ほとんど飲めなかった。

体重が減っていたら、退院は延期になるかもしれない不安があった。


外泊が終わり、病院に戻ると、いつもの誰もいない部屋、同じベッドだった。

また2人だけの入院生活が始まったが、明日は心臓のエコー検査で、何もなければ結果聞いた後に退院と言われていた。

次の日は早めに授乳し、寝たと思ったら移動し、レントゲン撮影と心電図のあとにエコー検査という流れになった。

助産師に抱っこされながら、急いでレントゲンをとり、心電図を撮ったところまで順調だったが、心電図後の粘着テープ?を剥がした時に目覚めてしまい、そこからぐずりだした。

エコー中は手を伸ばしたり、手足をバタバタさせたりと落ち着く様子がなかったので、ミルクとシロップを途中で飲ませたものの、最後まで寝た感じがしなかった。

先生と娘が格闘してる様子がとても愛おしかった。


結果は経過観察ということで、では退院と思ったら、シロップを飲んだので、様子を見ることになり、娘のみ入院となった。