妊娠中は胎動を感じにくかったので、本当に生きているのかと不安だった。

検診のエコーで、生きてるんだと確認でき、安心していた。

出産のときも産声を聞くまでは不安で、産声を聞けた時は、ほっとしたのと同時に涙がでたことを覚えている。

そして、これから育児を頑張ろうと決意した。

娘の顔を見るまでは。


そこから、小さな一歩を踏み出すように、現実を受け入れていった。

妊娠がわかってから約10ヶ月間、たくさん我慢してお腹の中で頑張って育ててきた、私の大事な大事な娘であることに変わりない。

今は生きていてほしいと願うことしかできなかった。