“宝塚歌劇団宙組劇団員自死事件”に関する宝塚歌劇ファンの反応とそれに対する筆者の疑問を記す.

 ここでは,宝塚ファンとは特定の個人を指さない.

そのため,ファンの反応についても,一字一句そのまま引用せず,よく見かける反応としてその概要を示す.


宝塚ファン「上級生(加害者)の生の声を聞きたい.

遺族側は弁護士立てて会見をしているが,上級生の声は分からない.」


筆者「遺族側会見(2024年2月27日)によると,劇団側はほとんど加害者(上級生)の発言を鵜呑みにし,それを“劇団側の主張”とする傾向が色濃く出ている.

 つまり現状では,「劇団側弁護士の主張=加害者(上級生)の生の声」という方程式がほぼ成り立つのでは??」


 それ以上に何を聞きたいのか.


 むしろ,加害者(上級生)は実質無料で弁護士を立てている状態と言えなくもない.

本件における劇団の対応に否定的な,いち宝塚歌劇ファン(もう直辞める)としては不満である.


 宝塚歌劇団が会見もせず,「コメントしない」というコメントしか出さない現状では,必然的に遺族側の会見が劇団側の主張を知るための主たる情報源になる.

 それによると,宝塚歌劇団側(ほぼ加害上級生側)は,劇団としては謝罪の姿勢を取りたいが,加害者個人としてはハラスメントを認める気は無いようだ.

尚,非公式にも遺族に謝罪した加害者(上級生)は1人もいないらしい(2月27日時点).