宝塚歌劇団宙組劇団員の自死事件を受け,“宝塚歌劇依存症”(仮称)からの脱出を試みた筆者は,宝塚歌劇団公式ホームページの閲覧回数を午後4時過ぎの1回のみに制限した.

 1週間後の途中経過を報告する.



 

1日目 (閲覧回数2回)

 早速,閲覧回数制限に失敗した.

 いつもの癖で午前10時に公式ホームページを開いてしまった.愚か者!

 その後,午後4時過ぎに再度,公式ホームページを閲覧した.


2日目〜6日目 (閲覧回数1回)

 午後4時過ぎに1度,公式ホームページを閲覧した.



 この1週間,宝塚歌劇団公式ホームページの閲覧回数を減らしてみたが,制限前と比較しても,自分に入ってくる情報量に差はなかった.当たり前だが.

 “宝塚歌劇依存症”(仮称)脱出のための「宝塚歌劇団公式ホームページ閲覧回数制限」は殆ど達成できたと思いたい.

 それよりも,先週から“宙組劇団員自死事件”や宙組に関する新たな情報が宝塚歌劇団公式ホームページに何ひとつ掲載されないことに不安が募る.


 

 先週見かけた記事に,“宝塚歌劇団宙組劇団員自死事件”における「第三者委員会設置の嘘」が検証されていた.

 昨年9月末(10月)からの宝塚歌劇団及び親会社の最悪をゆく対応に,愛と夢と希望を与えてくれた宝塚歌劇の「正体」を見たように思う.

正しく「記憶にございません!」,「天界一の大ホラ吹き」な劇団・企業とそれに属する個人(加害者)だった.


 お粗末で無価値に等しい“内部弁護士”(仮称)による「調査報告書」からは,宝塚歌劇団(特に宙組)に所属する人々の冷たさが透けて見え,筆者の宝塚歌劇団への熱も一気に冷めてしまった.

あの様な報告書なら出さない方が良かったとさえ思う.

 それでも“依存症”につき,再び観劇したい,宝塚歌劇団関連商品を購入したいという衝動に駆られたらこの記事を再読したい.

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ef087212b2d8c1407a6716155e72fcb2fdc4ca28


 “遺族側は「既に報道されている阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が宝塚歌劇団と音楽学校の両理事を退任することは聞いていない」とも述べました。重要なことが遺族側に伝えられる前に報道されている状況がこれらの説明からわかります。危機管理広報においては、最重要ステークホルダーを認識して最優先で対応することによって信頼回復を図るのですが、この問題では遺族が最重要ステークホルダーとして位置づけられていないのでしょう。優先順位対応の間違いがここでも露呈しています。ご遺族の妹さんの下記訴えからも感じ取ることができます。”(記事から引用)


 本当に劇団が遺族に寄り添った対応をしているかを早い段階から疑問視するファンの声も少なくなかったと記憶している.

実際には,劇団が寄り添っていたのは遺族ではなく,「真摯」で「誠実」な対応もしていないことが見透かされている.


 設立するとの報道があった第三者委員会が現在も設立されず,その後の事実確認に進展がないことについて,


“しかも会社側が巧みなのは、公式発表をしていない点です。通常、重第三者委員会設置といった重要事項は公式サイトに掲載します。公式サイトに掲載しなければ、「検討していただけで正式決定はしていなかった。日経新聞が前のめりで書いてしまっただけ」と一言で済んでしまうのです。しかし、遺族側には見透かされ、自分達が軽視されていると感じさせてしまいました。”(記事から引用)


 ここまで世間に嘘がばれてしまったら普通はお終いだろうが,有難くも直ぐに忘れてくれるファンのおかげで宝塚歌劇団は何事もなかったかのように存続するのだろう.それこそ96期の時のように.


 今後,万に一つ,何かの間違いがあって,宝塚歌劇を観劇することがあっても,約3時間も劇場に滞在して無事でいられるか不安である.

隠蔽・捏造・情報操作・一事が万事.

 もし,劇場内で観客を巻き込んだ事件・事故が起こったとしても,この企業・劇団では,被害者や遺族に寄り添った真摯で誠実な対応は期待できない.