そろそろ確定申告の時期です。

夜中に目が覚めて、

「死亡した人の確定申告」と、ググってみる。


え?という内容が飛び込んでくる。

死亡した日を起点に4ヶ月以内!


父は確定申告のシーズン直前に

亡くなってたから

確定申告をする必要があると

認識していたけど…


これって普通見逃すよね。


ましてや、

相続人全員からの申請または連署とか、

還付が相続人の相続税の対象になるとか…


驚愕なのが、入院中の死亡の場合。

後日請求される医療費は、

医療費控除の対象外


なんで?なんで?

本人のかかった費用でしょ?


理由は

死亡日が起点で

申告する人が別れるそうだ。


起点前の期間を対象としたものでも、

起点後に届くと

それは相続人が申請すべきものと

見なされるそうだ。


げげっ。

何て複雑なの。



…この辺までは

みんな同じことを思っているんじゃないかな。


さらにびっくりしたのは、

普通の確定申告の対象期間は

1/1~12/31までのもの。

でも、準確定申告は死亡した月まで。


これって…

うちの父の場合、

去年と今年分の申告をしろと?


今年分の源泉とかないじゃん!!

また、問い合わせすること増えたじゃん!

と、頭を悩ませたら…

年金とか役所系のものは、

死亡届を出したら発行されてくるそうだ。



ただ、全てが玉突き。


父の容態が危なくなったときから、

ググりまくり、必要なことを

確認してきてはいたけどやることが多い。


葬儀の用意と平行して、

役所系の手続き、公共料金支払い変更、

銀行、保険の手続き…

準確定申告に相続税の申告…



ねえ、行政さん!

もう少し、故人を偲ぶ時間をちょうだいよ!



帰ってきた冷たい父に手を合わせ、

やらなきゃいけないことを書き出し、

期日の近いものはカレンダーにマークする。

そして、これらの根拠資料探しをする。


亡くなって日が浅いのに…


私たちが引き継ぐための行動を

していることに、


まだ父がそこにいるから、

葬式のあとにしろと言われた…。


でも、でも、

葬式のあとの日数は、役所に行く時間と

考えないと間に合わないことが多い。


だから父に申し訳なくて涙がでた。

ごめんね、ごめんね。



本当に、

父と一緒にいられる時間を削ってまで

資料探ししなきゃならない自分が

情けなかったです。


父は几帳面だから、

通帳類の所在はわかっていたけど、


電気、ガス、水道、

電話、NHK料金、クレカ、新聞。

この辺は明細から確認しなきゃ

いけないことも多くある。

連絡先、顧客番号、

どのくらい支払っているかとか。

あと、年間費として来る○○請求書とか。



郵便物、明細を片っ端から集めて

要、不要を事務的につけていく。


父の寝室の近くで。

泣。


ごめんね、うるさくて。



でも父は昨日

住み慣れた家を離れ、霊安室へ。


前日はお酒はあまり強くない家族と献杯を。

お迎えが来るまで父と語り合いました。


家にいた間は

家族をそばで感じてくれていたと

思いたいですね。



さて、二度寝をします。

まだ早いしね。