能登半島地震報道ではテレビのアナウンサーがヘルメットをかぶって報道している。

テレビ局の中では全く地震と関係なく危険もないのに、何でヘルメットを被るのか。

現場でも被害が及ばないところでもヘルメットを被る。

どうも日本のテレビはおかしい。

国民の共感を得ようとしているのか、何だか子供騙しのように思えてしまう。

あるいは被災した人たちに同情心を寄せているのだろうか。

やっていることが子供じみている。

こんな姿は昔から目についていた。

 

それとテレビ局が被災地に直接何かを支援しに行ったというようなことを聞いたことがない。

災害支援の銀行口座が開設された案内などを流すが、

報道機関・メディアが直接支援を申し出ている話など聞いたことがない。

報道機関の役割とは何だろうか。

 

視聴者が知りたいことはまず正確な報道である。

状況を知りたいと思うのは誰でも同じであろう。

その目的から考えればヘルメットを被ることでないことが理解できるだろう。

これでは報道そのものが大衆受けを狙った宣伝と同じことになってしまう。

プロパガンダ機関と言われてもしかたがない。

 

政府の防災会議では背広姿から防災服に着替えて会議をしている姿を見る。

これも全く意味のないことである。

国民受けを狙っているのか。

会議の内容や決めることに何ら影響することではない。

そのまま被災地に出向くのであれば別であるが、そんなこともない。

テレビ映りを意識したような姿は国民を反面騙すようなものである。

災害と一体感を持つような気にさせるが、政府のやるべきことはそんなものではない。

国民はこういったところで騙されてしまうのである。

 

1月19日こんな記事がありました。

官邸にいるのにわざわざ防災服を着ていた岸田首相 新年会でもそのまま挨拶…かつて「わざとらしい」と言って防災服を拒否した首相がいた