夫のいらんこと発言に反撃すると、不機嫌になり倍で返される。
いま、倍で返されてる。
不機嫌ハラスメントとって誰が言い出したのか、適切な表現だね(笑)
冷めるようなことを言われるので、私も冷めるようなことを言うと夫は傷つく。
そして、俺はこんなに頑張ってるのにと不機嫌になる。
反抗期と一緒やなって考えて、深刻に捉えるのはやめました。
勝手に不機嫌になって、勝手に機嫌を直してまた同じことをする。
何年もこの繰り返しです。
真剣になるほど、私は疲弊するから不機嫌になったら相手しないことにしました。
夫も不機嫌になると、自分の部屋へこもりスマホいじって遊んでいます。
機嫌直るとやってくるか、そろそろ私から歩み寄れって顔や態度にだします。
今もやってきたかと思うと、はぁ~あ、と大きなため息をして部屋に戻りました。
いちいち、私も傷ついていました。
でも夫から家から出されてシングルマザーをやってみたら、少しだけ世界は広いと知りました。
そして機嫌てのもは、自分でとるのが一般的と知りました。
何も、ご機嫌とることまでは妻の仕事じゃないだってさ。
びっくりよね、後ろから歩いてついていけ。
内助の功とか、そんな話ばかり聞かされてたのにそんな時代は大昔の事らしいのよ。
支え合いはしても、ご機嫌までとるのは子供だけで良いらしいですよ。
夫に外にだされて泣いてばかりでしたが、世間を知るきっかけになったのは良いことでした。
短気だけど、すぐに機嫌を直してまた家族をしていく。
仕事は真面目だから生活はシングルマザーの頃より安定していて、私の心もギスギス感が減りました。
短気はこまるけど、勝手に機嫌を直してくれることもあるから気にしないでおこう。
好きだったところが、短所に見えてくるとはよく言ったもんだね。
少年のような気のむくままに進む純粋さと、喜怒哀楽が分かりやすく裏表のなさに魅力を感じていました。
結婚生活では、空気を読み察しなさいよって場面が増える。
面白いな、人の気持ちのふり幅の無限さ(笑)
だけど、私は夫が好きです。
フラれても、この人なら仕方ないかと思って。
帰ってこいと言われて、帰ってきました。
この人なら人生をかけてみるかと思ったのが、夫でした。
私が人生を諦めたところに、ひょっこり現れて助けてくれたことに恩を感じています。
けど、夫はそこまで感じてるタイプではないです。
なんせ、女好きですからね(笑)
私の代わりはいくらでも居るのです。
娘のお母さんの代わりがなかなか難しいので、私はこの家庭に居場所があるんだと思います。
それだけです。
永遠の片想いなんでしょう。
きっと、これだけ想われてることも夫は知ることはないでしょう。
それで良いです。
何でも、やってあげてる、大切にしてあげてるとかの精神は好きじゃないです。
勝手に想って勝手にやるのは、やる側の意思で動いてるだけだからね。
子供もそう。
産んであげたなんてとんでもない。
家族になってもらえた、ありがとう精神です。
エゴで家庭を作ってるんだから。
結局はどんな結果でも、一つ一つ選んで動いたのは私の意思だから。
悲しみも喜びも全てを含めて、受けとります。
こんなに家族ってものを真剣に時には苦しみ抜いて考えられる立場になれて、私は幸せに想っています。
人の人生をこんなに考えるなんて、なかなかないことですね。
娘と夫の将来を見るのが楽しみです。