Good Morning New Life 2024.11.12【信仰の在り方②】
失いかけた信仰の回復
『イエスは言われた。「できれば」と言うか。信じる者には何でもできる。
その子の父親はすぐに叫んだ。「信じます。信仰のないわたしをお助けくださ』(マルコによる福音書9章23-24節)
イエス様は、この父親に寄り添い関係をつくるために問いかけました。
イエス様の癒しや奇跡は、それぞれに個別の対応をなさっています。そして本人や願い求めた人など、どんなケースであれ、信じる信仰を求めました。この息子のお父さんは、最初投げやりな言い方をしました。「おできになるのなら・・・」と。弟子達の対応に失望していたからです。イエスは答えて言われました。『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。父親は、はっとして、即座に叫びました。「信じます。信仰のないわたしをお助けください」イエス様は、父親の信じる心を回復されました。そして息子から悪霊を追い出す奇跡を行ったのです。
イエス様が復活され天に帰られた現代は、このような奇跡には、あまり遭遇しません。しかし、神様はイエス様の御名によって求める祈りに答えてくださり、医療従事者や様々な環境に働きかけてくださったり、困難な病やアクシデントから私達を守り解放してくださいます。問われることは、祈り手の能力や研鑽や努力ではなく、神様に対する信仰であり、あくまでも奇跡を起こすのは神様の力であることを信じることです。
家内が病に倒れ命が危ないと診断された時も、クリスチャンの仲間や家族が祈って下さいました。担当医だけでなく複数の医師がご意見をのべてくださり、分からなかったウイルスが発見されたり、何度も手術が回避されたり、看護師の方々の行き届いた看護があったり、あらゆる事柄が重なりあい、奇跡的な回復がありました。
神の全能の力を信じる信仰が、奇跡を起こすのです。
ニューライフチャーチ清瀬
牧師 福井和哉